2015年05月01日 配信

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★第二十九歩:高間原

新しくなった夏見薬王寺の北側の保育園のある(写真①・②)道を少し行くと右に入る道があり、それが崖のところで切れています。急な崖で落ちたら大変ですから気をつけてください。ただ、ここから見える景色(写真③)はおそらく船橋で一番でしょう。
東は東町から西は海神まで南は房総の山がかすかですが見えます。昔々といわなくとも昭和30年代までは鹿野山までがよく見えていました。現在では街並みが見えるばかりですがそれでも船橋の中心街が一望できるところです。
ヤマトタケルの尊は夏見で雨乞いをしたという伝承がありますが、もっともな場所と思います。今から1000年前は目の前の低地には入り江があり、船の白帆が見えていたはずですし、6000年前は崖下までいっぱいに波が打ち寄せていたはずです。この崖はそのころに波が打ち寄せて市役所のあたりまであった夏見台地を浸食してできた崖です。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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