Funabachelin　no.28

ブランド肉販売指定店が作ったＡ-５ランクの「神戸牛肉メンチカツ」

no.28 神戸牛肉メンチカツ 老舗精肉店が作った最高品質のメンチカツ ★★★★★

江戸時代末期に船橋市で創業した「肉の店　鳥吉」。店名は、開業時に野鳥や川魚を扱っていたことが由来し、現在は肉の最高ランクA‐５にこだわった牛、豚、鳥の精肉を中心に、自家製のベーコンやウィンナーなど加工食品も提供。個人商店で、神戸牛、近江牛、鹿児島産黒豚の販売指定店に登録されている同店は全国的にも希少で、スタッフは全員、牛、豚、鳥の解体とさばきをこなす「職人軍団」だという。
店頭では、現在店主６代目• 田地野啓市さんが考案した総菜メニューを販売。同店が以前経営していたレストランの人気メニューを用い、作り立てを販売しているという。
「神戸牛の販売指定店ということで作りました」と話す田地野さん自信作は、ミンチ状の神戸牛をたっぷりと詰め込んだ「神戸牛肉眼メンチカツ」（１６０円）。つなぎを使用せず具材は肉のみとしているため、肉の旨味がしっかりと味わえる。他にも、肉の旨さを引き出す程度に黒こしょうを加えた俵型の「大人メンチ」（１６０円）、2種類のチーズを具にした円形の「チーズメンチ」（２１０円）も用意。特別に配合したパン粉をつけ、ラードで揚げており冷めてもサクサクなのも特徴。
採算度外視で提供している総菜は、「牛肉100%ジャンボロールキャベツ」（380円）、「鹿児島産黒豚シューマイ」（12ヶ580円）など日替わり商品も。
「正直もう少し頂きたいところですが」と、田地野さんは笑いなが らも「先代の教えである『本当にいいものを適正価格で』という教えを守り、毎日でも足を運んでもらえるようなお店でありたい」と力強く語った。

◆創業安政三年　肉の店　鳥吉 住所 船橋市習志野台3-18-3 電話番号 047-462-4129 営業時間 9:00～19:30（日によって変動あり） 定休日 火曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください