2015年03月01日 配信

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◆投票後に「来場証明書」をもらい、
飲食店でサービスを受けられる、地域活性化の新しい試み

船橋市内全域で4月12日、26日に行われる統一地方選挙に向け、投票率を大幅にアップさせるための取り組み「選挙割」の準備が進められている。

「多くの人が選挙に興味を持つことで街が変わっていく」と考え、同企画を推進するのは「ふなばし再発見!!マガジンMyFuna」編集長の山﨑健太朗。「選挙という機会を使って街なかにある個人店の経済活性化につなげてみたい」とも。

「選挙割」に参加するためには、12日の県会議員選挙か26日の市議会議員選挙に投票に行く必要がある。投票後に各投票所で受け取ることのできる「来場証明書」(配布枚数は限られている)を、企画に参加している飲食店に提示することで、各店で提供するサービスを受けられる。参加店は、店頭に特製ポスターを掲示、サービス内容もポスターに記載する。

現在、参加店の受付中で、市内経済団体や関係団体を通じて市内全域にわたって数百店舗の参加、投票率10%のアップを目指す。

前回平成23年に行われた船橋市議会議員選挙では、有権者数48万4 0 0 6 人の内38・07%が投票した。また、同年行われた千葉県議会議員選挙は同39・28%(共に船橋市HPより)。2月23日現在で、市議選には74人、県議選には10人が名乗りを上げている。

船橋市の一般会計は今期2000億円を超える過去最大の予算規模を見込んでいる。

「一般の企業からすれば一部上場企業クラスの売上と予算を持つ巨大な組織。この組織を運営する役員を選ぶ選挙だからこそ、盛大な祭りにしてみんなで盛り上げ、注目していきたい」と、意気込みを見せる。

同様の取り組みは全国各地で投票率アップを目的に行われており一定の成果を見せている。また、船橋市内では芝山団地商店会で数年前の選挙から実施している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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