2014年12月01日 配信

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船橋中学校管弦楽部、全国大会で金賞受賞

10月26日に福島県郡山市民センターで行われた日本学校合奏コンクール2014全国大会グランドコンテストで見事「金賞」と「文部科学大臣賞」を受賞。全国大会において最高栄誉に輝いた。

◆「音楽で人を笑顔に」を指針に地道な練習を

船橋中学校管弦楽部が日本学校合奏コンクール2014全国大会グランドコンテストでバレエ音楽「三角帽子」から抜粋した「粉屋の踊り」と「終幕の踊り」を演奏し、金賞と文部科学大臣賞を受賞した。オーケストラに携わった経歴をもつ同部の顧問であり指揮を担当した重黒木靜先生は、「まさか金賞をいただけるなんて思いませんでした。生徒たちは帰りのバスの中で受賞を聞き驚いたと思います」と話す。
同部の特徴は、部員の7~8割の生徒が初心者であり、部活に入って初めて楽器にふれる子がほとんど。そのため個人、パート、全体と練習体制を分け、ひとつひとつ時間をかけてじっくりと地道に練習を行っている。平日は毎日、土曜日は半日~一日かけて練習す る。
「管弦楽部は維持費もかかるうえ音が大きく、学校をはじめ近隣住民の理解と協力なしには成り立たない」と重黒木先生。指針としているのは、「聞いてて下さる方に心が伝わる演奏」だという。そのため、同校野球部の試合時には応援演奏を行い、市内で行われる福祉のイベントや地元の祭りでは要請があれば出演している。保育園や老人ホームのイベントでは同部の演奏を毎年楽しみに待つ人も多い。「聴いてくれた人が、いい時間を過ごせたな、よかったなと笑顔になれるような音楽を届けたい」と話す。
船橋市内の合同で行うジョイントコンサートや、千人の音楽祭にも出演している同部。3月22日の習志野文化ホールでは、単独で受賞記念コンサートを行う予定だ。「3年間の集大成を」と部員一同意気込んでいる。
「音楽の素晴らしさとアンサンブルをする事の楽しさを生徒たちに伝えたい」と、重黒木先生。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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