2014年10月01日 配信

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千葉マリンスターズヤング、中高生大会で初の日本一に

船橋を本拠地に練習する女子軟式野球チーム「千葉マリンスターズヤング」が全日本女子軟式野球学生選手権大会中高生の部2度目の出場で初優勝。一般チームの「千葉マリンスターズ」は全日本女子軟式野球選手権大会において、今回の優勝で2年ぶり5回目ので全国制覇をし、史上初のW優勝を果たした。

◆ニーズの高まる女子軟式野球

千葉県内に女子軟式野球のクラブチームは他になく、メンバーは、県内各地から集まってきている。船橋市は県大会でも常に優勝争いをするチームがひしめき合うソフトボールの盛んな地域。その為、軟式野球からソフトボールに流れる女子も多いという。
そんな中でマリンスターズがメンバーを増やし、今回のように全国大会で活躍できたのは「勝ち方を知っている姉チームのメンバーがマンツーマンで中高生のヤングチーム全員のコーチになっているから」と飯沼保監督。「マリン」メンバーが親や姉の代わりに指導し、中高生メンバーの底上げを行っている結果、土壇場での踏ん張りが変わるのだという。
「女子でも野球をやりたいという子が増えている。野球をしたいという子は遠くからでも自分で通ってくるというのです」とマリン主将の飯沼樹里さん。確かな実績を残している同チームも運営資金の確保には悩んでいる。「基本は会費で運営、足りない分をお祭りなどに出店してまかなっている」と懐事情を明かす飯沼監督。しかし、日本一の実績を残し続けている同チームに船橋市北部の神保町に野球グラウンドを持つ中村浩さんからグラウンドの使用に関して協力なサポートが得られるようになった。
「一戦一戦真剣勝負、マリンチームは毎年本当に大切に試合や練習をこなす。この勝ちへの執念が強みでこれを後輩たちに伝えることができるから」と強さの秘訣を語った。

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