2014年03月01日 配信

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八栄小学校器楽部、東日本大会に出場

◆就任3年目の渡邉先生オリジナル曲で東日本大会へ
「僕らの地球」、タイトルも子ども達が決定

八栄小学校の器楽部が2年ぶりに千葉県代表校として、2014全国小学校管楽器合奏フェスティバル東日本大会への出場を決めた。
同部の顧問渡邉江里子先生は、新任の小学校で4年間の学級担任の勤務を経て、3年前に同校に音楽専科として赴任、器楽部の顧問に就いた。赴任最初の年に同フェスティバル東日本大会への出場を決めた。翌年のフェスティバルには、前年に東日本大会を経験した6年生が23人も残っていたこともあり、難易度の高い曲にステップアップの意味も込めてチャレンジしたが結果は惨敗。練習時間を前年よりも多くとり、一生懸命に取り組んだが、技術的にも難しく届かなかったのだ。
そして今年、渡邉先生が挑んだのは、子ども達個々の現在の力を最大限に発揮させる為、オリジナル曲をつくり、フェスティバルに臨む事。プロの作曲家内藤友樹さんに子ども達一人ひとりの技量、パートごとに出せる音域や技術力を細かく伝え、八栄小器学部にぴったり合った曲「僕らの地球(ほし)~青い海・白い雲・緑の大地~」を完成させた。
イメージは、前半で広大な海や大地が広がる様子を描写し、これ らが人の手によって破壊されていく様子を表現。後半には、子ども達がこの先の未来を作っていくんだという強い意志を表現した。曲の途中にある合唱の歌詞や、曲のタイトルそのものも、子ども達が自主的に決定した。
「ここは山が噴火して怒っているね」「地震が起きている様子で」などの表現で伝えると、曲に子ども達の気持ちが入り込み、表現しやすく、子ども達もすぐに馴染んだという。
オリジナル曲が、子ども達の力を充分に発揮させ、豊かな表現力をもたらすことができた結果だ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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