2013年10月01日 配信

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安西院長

◆ストレスとタバコの関係

タバコを吸うと脳の神経細胞とニコチンが結合し快感を感じさせる「ドーパミン」を放出します。「ドーパミン」には、心を落ち着かせる効果がある為「タバコを吸うと落ち着く」または、「集中できる」という満足感を得る事ができます。しかし、ニコチン切れ症状が現れるとイライラするようになります。その為タバコを吸ってこれを鎮めようとします。ニコチンが切れる↓イライラする(ストレス) ↓タバコを吸って解消、というサイ クルを繰り返すうちにタバコ中毒をおこします。
経済面でも切実です。一日一箱300円の計算で20年間タバコを吸い続けると219万 円が煙となってきえてしまいます。

◆ご存知ですか?
治る認知症と治らない認知症

認知症には治るものと治らないものがります。
前者は、甲状腺機能低下症、ビタミンB1・ビタミンB12欠乏症、硬膜下血腫が原因の治る認知症です。
後者はほとんどアルツハイマー型認知症です。これは、脳の神経細胞が徐々に消失し萎縮します。その為、少し前の記憶を忘れてしまい(近時記憶障害)ヒントを与えても思い出せないのが特徴です。治療は完治できませんが、進行を遅らせます。治療が早いほど良い状態を長く維持できます。「普段の物忘れとどこか違う」と感じたら早めに受診しましょう。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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