2013年06月01日 配信

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【西船ウイングス】
代表/上原透さん
コーチ/歌津洋一さん、中村浩二さんほか約40人
部員数/42人

◆チーム史上初の2チーム同時優勝!
選手・保護者一丸の全員野球で優勝!
西船ウイングスが、5月4日に行われた第37回船橋市春季市民野球少年学童の部においてAリーグ、Bリーグの同時優勝を果たした。同チームがAリーグを征したのは史上初、Bリーグの制覇は3年ぶり2度目だ。

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西船ウイングスの創設は32年前。当時の西船橋駅周辺には、商社や銀行の社宅が数多く立っていた。成田へも羽田へも同じくらいの時間でアクセスでき、東京駅まで約20分という便利さが企業のニーズにマッチしたのだろう。
そういった立地から葛飾小学校には全国各地だけでなく世界中からたくさんの児童生徒が集まってきたのだ。
そして、一昨年全国一の児童数を誇るマンモス小学校としてその名を轟かせるまでに至った。

社会人コーチが指導の野球チームとして発足

32年前の同小学校にはソフトボール部、ミニバスケットボール部、サッカー部など学校の教員が指導する数々の「学校体育」があったが、西船ウイングスは、社会人コーチが指導する形で発足したのだ。
その為、選手の保護者(特に父親)がコーチとしてチームに参加し、選手が中学生になり、卒業した後もチームに関わり続けるという伝統が生まれた。
この伝統は現在も続いており、同チームに関わるコーチは約40人と、選手の数とほぼ同数。
コーチの一人に尋ねると「地域とのつながりや子どもの成長など楽しみがたくさん」とウイングスに関わる魅力を語る。
コーチだけでの飲み会なども頻繁にあるという。お互いにどんな仕事に就いているかは全く知らない、飲み会での話題は野球だけという野球大好き人間の集まりなのだ。前出のコーチは、「子どもが卒業してもチームに関わってゆきたい」と笑顔で語った。

攻守ともにハイレベルにソツなくこなす

ウイングスでは、午前中に守備練習、午後からバッティング練習をみんなで行う。全員が攻守ともにソツなくこなせるように指導しているのだ。「小学校で野球が終わってしまうわけではない。中学、高校、大学…できれば社会人になってからも野球を続けて欲しい」と、コーチの一人。
チームの勝ちパターンは、左投げで安定感の出てきた西口大樹くん(6年)と、右投げでスピードのある竹岡嵐丸くん(6年)の二枚看板が相手打線を抑え、総合力で得点を重ねるというもの。今大会準決勝(対習志野台ワンパクズ)では1対0、決勝(対FTJ)でも2対1と接戦を制し、試合をものにしてきたのだ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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