【海神中学校吹奏楽部】
顧問／河野千尋
部員数／57人

◆日本学校合奏コンクール金賞
卒業生や人の縁「絆」を力に
海神中学校吹奏楽部が、11月10日に「郡山市民文化センター」（福島県郡山市）で行われた「第１回日本学校合奏コンクール」で金賞を受賞。同校は今期、その他にもアンサンブルやソロで優秀な成績をおさめている。

昭和23（１９４８）年。校旗には「海神」という古くからの地名にちなんで海王ポセイドンの子「トリトン」が用いられている。その為、同校吹奏楽部は「ネプチューン・シンフォニック」と呼ばれたり、「トリトン・シンフォニック・バンド」と自ら名乗る事も多い。トリトンが吹き鳴らすラッパのような力強く、活き活きとした演奏が特徴だ。
今期は、昨年11月に開催された「日本学校合奏コンクール（全国大会）」での金賞受賞をはじめ、各種のコンクールで優秀な成績をおさめている。

団体としては、「第５回全日本市民バンドフェスティバル」（尚美バリオホール／文京区）に出場。中・高・一般のバンドがしのぎを削る中で優秀な演奏を披露した。

また、海神４丁目・５丁目自治会主催の祭りや海神公民館での演奏会、ビビット南船橋での演奏など「地域に愛されなければ音楽なんて出来ない」という河野先生の方針に従って、地域に根ざした活動に積極参加してきた。

さらに、前出の「全国学校合奏コンクール」では、アンサンブル部門（金賞）とソロ部門（銀賞）でも活躍、日本サクソフォーン協会が主催する「アンサンブルコンクール」に大内麻由佳さん（３年）、樋口小春さん（1年）のチームがノミネートされた。

他にも、「ジュニア全菅打楽器コンテスト」にクラリネットで三階萌さん（２年）が、「ＪＢＳ全日本中学生高校生菅打楽器ソロコンテスト」でも小田光さん（２年）が全国的に活躍をした。

同部は3月20日に船橋市民文化ホールで「定期演奏会」を実施した。

一風変わった定期演奏会で、父兄や地域の住民だけでなく、河野先生の前任地習志野台第一小学校の卒業生や先生に係わった多くの人も招待される。

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