2023年08月30日 配信

夫の跡を継いだ女性社長が家族・社員らと
地域の土木・舗装、宅地造成工事を請け負う


左から石神宇貴さん、3代目代表・石神千谷さん、社員・戸村由衣さん

住所:船橋市高根台4-26-7
TEL:047-463-1717
代表取締役:石神千谷さん
従業員:8人
ホームページ:www.takanekensetu.com/
 
他界した夫の跡を継いで誕生した建設業界の女性社長
 
 高根木戸近隣公園近く、高根台の住宅地にある「髙根建設」。現在の同社代表は3代目となる石神千谷(ちや)さん。建設業界では珍しい女性社長だ。「経営者としてはまだまだ勉強中で、時に迷うこともいろいろあって。そんなときは地域の同業の社長さん方に教えていただくこともあります」と話す千谷さん。というのも、千谷さんは2020年まで、夫であり2代目代表・信夫さんの元で長年同社を支えてきた社員の一人だった。しかし、信夫さんが闘病の末、2020年に他界。「会社も、長く一緒に働いてくれてきた仲間も守りたい」という思いから、急遽、代表を引き継ぐ決意をした。息子・宇貴(たかき)さんもそれまで働いていた会社を辞め、現在は千谷さんを支えながら、家族と、長年同社を支えてきた社員らとともに事業を継続している。
 
請ける仕事は市内の道路舗装や川の排水区管渠築造工事など
 
 会社の設立は昭和40年。初代代表は石神要藏さん。主に公共事業の工事請負を主軸としてきた同社。道路の舗装工事や排水区間の側溝を造る工事、下水道などの配管、宅地造成工事などが主な仕事となる。
 
 新しい取り組みにも積極的にチャンレンジし、今年2月、関東の自治体では初の取り組みとなった「廃ペットボトルを活用した道路修繕」を受託したのは同社だった。「新しいチャレンジもしていきたい。経営者という立場に立って、いろんなものの見方が変わりました。今よりもいい会社となるよう、がんばっていきます」と千谷さんは力を込めた。
 

古和釡地区にある重機置き場で。多くの職人さんたちとともに、街の安心安全な暮らしのための工事を施工している
 

2月に施工した「ふなばし三番瀬海浜公園」近くの道路の舗装工事。廃棄されるペットボトルを活用した道路修繕工事となる
 

千谷さんの息子・宇貴さんは習志野市のアメフト社会人クラブチーム「オービックシーガルズ」の選手でもあった
 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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