2021年07月03日 配信

エンジニア魂を注ぎ「あったらいいな」を形に開発のプロセスと実現への試行錯誤を楽しむ

株式会社 スマートセンシング
住所:船橋市本町1-10-15-905
TEL: 047-767-8178
代表:山野井康友(こうゆう)さん
従業員:4人
http://smart-sensing.co.jp


左から足立貴志(たかゆき)さん、代表・山野井康友さん、麻衣さん

世界のエンジニアと肩を並べ独立後は自社開発に乗り出す

 船橋市本町で電子部品・モジュールの開発・試作・製造・販売を手掛ける「スマートセンシング」。同社社長でエンジニアの山野井康友さんは、20年以上にわたり日本国内及び米国の半導体メーカーでアナログ・ミックスド・シグナルICの設計に携わり、さらに約10年、センサーやアクチュエータと呼ばれる製品の開発に携わってきた。諸外国の顧客や開発エンジニアたちと一緒に仕事をし、約6年半は香港での単身赴任生活をしてきたという。

 2013年に独立し、同社を設立。本社は丸山の自宅で、娘の麻衣さんや妻とスタート、昨年12月に若手が入社した。当初は関係会社の請負で仕事を受注していたというが、自社開発にも乗り出した。

 空気の状態が可視化できる「スマート エアーモニター」、空調システムなど風の流れが可視化できる「超小型環境センサー」に次ぐ3作目になるのが、マスク生活を快適にするマスク用ファン「SmartFan」。昨年の8月、クラウドファンディングサイトで「SmartFan」の販売を始め今年6月、ホワイトだけだった色展開に新色を加えリニューアル。より快適なマスク生活を送るためのアイテムとしてリリースした。同商品は、マスクの内側に付け、内蔵する小型・軽量・薄型のファンが回ることで空気を循環させ、熱がこもりがちなマスク内の空気を入れ替えるもの。普通のマスクがクールマスクになる。

 今回のリニューアルでは、ファンの回転数が2段階選べるようになり、LED点滅で作動が把握できるようになった。さらにこれまでなかったマスクに装着する専用ポケットを標準装備し、スマートファンが皮膚に当たらない作りになった。外側からもファンを付けていることがわからないような作りで、「付けているのを忘れるくらい。眼鏡が曇らないのもうれしいです」と麻衣さん。

一歩先の未来を見据え生活に寄り添った開発を!

 康友さんは、「ウィズコロナでマスク着用など新しい生活様式が求めらる中、少しでも日常を快適に過ごすことができるようにお手伝いしたいと思っています」と話す。そして「オリジナルのセンサ・アクチュエータ技術でお客さまの『欲しい』を形にしてお届けします。さらにセンサ技術でお客様の『見える化』もお手伝いします」と意欲を見せる。


同社が開発してきた商品。左から「Smart Fan 2」「スマート エアーモニター」「小型空気清浄機」


マスクに装着した新商品「SmartFan 2」。 現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」内( https://www.makuake.com/project/smartfan/)で販売中。販売価格は3,500 円~(税・送料込)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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