2023年06月29日 配信

コラム
地域でお金を回すこと vol.38

生産性の向上が地域から日本を変えていく!?

 以僕たちの日常は「作業」と「仕事」に包まれています。まいふな編集部やMamachi編集部では、「作業」とは都度処理していかないと日々積み上がっていくもので、時間とモチベーションを奪っていくもの、何も考えず仕事していると「作業」に埋もれてしまうと定義しています。「作業」のことを考えると気が滅入ってきてやる気が削がれることが多いでしょう。会社の中にも家庭の中にもそれと気づかぬ形で「作業」が潜んでいるはずです。「作業」だと感じていないままに「こなしている」ものがあれば、それが潜んでいる「作業」なのです。

 一方で「仕事」とは?「仕事」は単純な「作業」の繰り返しではなく、何かしらの「考え」を組み込むことで「創造性」を発揮し、「作業」に新しい「価値」を付加するものだと考えています。「記事を書く」という一つのことをとっても、「作業」にも「仕事」にもなり得ます。

 「作業」として記事を書く場合、取材をして公開する日や締切に合わせて事実のみの羅列を記事として納期に間に合わせればOKになります。

 「仕事」として取り組む場合、取材したネタをどのように記事にして誰に対して発信しその記事によってどんな影響を呼んだ人や社会に与えられるのか?と考えながら記事をまとめることでしょう。

 また、記事を書く工程で得た知識を別の取材で得た知識や人脈と掛け合わせることで新たな「価値」を生み出すことを考えられるかもしれません。恐らく全ての「作業」に対して「仕事」の要素は含まれていると思うのです。単純に仕事をして終わりではなく、その「作業」にどのような意味を持たせていくか。一つの「作業」に複数の意味を持たせていく事で「仕事」に変わるかもしれません。

 昭和の時代は「作業」を積み上げていくことで「生産」や「労働」を増やすことが売上に繋がり経済規模を拡大させてきました。令和の社会になり「生産」や「労働」に付加価値やストーリー性を持たせることで単価が上がる社会がやってきました。

 商品やサービスに「どんな付加価値があるのか」を提案し、知らせていくことが「作業」の結果生まれる「価値」を押し上げていきます。

 「作業」を「作業」のまま終わらせてしまったら生産性は変わりません。一つ一つの「作業」を見つめ直して「仕事」にしていくことで…僕たちが生活や日常、会社や家庭での仕事から社会を変えていくきっかけになっていくのではないかと考えています。

この記事を書いた人
株式会社myふなばし・株式会社フィット 代表取締役 
船橋経済新聞&外房経済新聞 編集長
市場カフェ マスター
一般社団法人船橋市観光協会 
包括地域プロデューサー
山﨑健太朗

Twitter(@ MyFunabashi
ほかにもさまざまな情報発信をしています!
★YouTube「やまけんちゃんねる」山﨑が船橋市内中心に活躍している経営者をゲストに呼んでインタビューしています
★note「やまけん
★ブログ「主婦と高齢者で地方活性化を実現する編集者・ライターという働き方

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード