2021年05月30日 配信

コラム 
新型コロナの先にあるものvol.14

人を知ること、繋がること

 地域で活動や仕事、もちろん生活する人も自分の周囲にいる人が「どんな人なのか」「どんなことをやりたい人なのか」「何ができる人なのか」「何にモチベーションを持っているのか」を知るのはとても需要なことだと思います。

 それによって地域コミュニティの中で問題解決できることもあるでしょう。「地域」がマンションだったり、自治会だったり、商店会だったり…時には船橋市という市域だったり。

 特に船橋市には64万人という一つの県にも匹敵(島根県や鳥取県より人口は多いです)するほどの人口がいます。「この大きなコミュニティの中でどんなことができるのか?」私たちは同じコミュニティの中にどんな人がいるのかを知る必要があります。

 普段東京で仕事している人が地域にとって必要なスキルを持っていたりします。私たちまいふな編集部ではこうした人たちに着目し「どんなスキル」「どんなモチベーション」を持っているのかを取材を通じ、発掘し、記録し、配信しています。

 地域の中で「誰かが困っていること」は「誰かの仕事」につながります。単純な話、「お腹がすいているけど料理できない」という課題に対して「おいしい食事を提供する」能力は飲食業として成り立っています。そして、「おいしい飲食店を知る術」が不足していれば広告(記事)が必要になってきます。

地域と地域の中小企業の関係性

 私たちまいふな編集部には、「どうやって見込み客に情報を届けたら良いのか」という広報のご相談をいただくことが多々あります。しかし、見込み客というのは普段の生活圏で、一緒に地域活動や生活している人やそのつながりの中に潜在的にいるものです。

 地域の活動をすること、地域の人を知ることで64万人もの巨大なネットワークが自分のブレーンになり、見込み客になります。

 私たちまいふな編集部は取材を通じてそれを実感しました。そして、市場カフェというリアルな「場」を持ったことでこの活動を実際の「つなげる」という活動に転化することができるようになりました。

 地域には公民館・自治会館などの他にもカフェやサークル、学校やSNSなどといったたくさんの「場」があります。コロナ禍は、地域のネットワークを「築き」「つながり」「協力し合う」ということの意味を見つめ直す良い機会なのかもしれません。

この記事を書いた人
株式会社myふなばし代表取締役 
一般社団法人船橋市観光協会 
包括地域プロデューサー


Twitter(@ MyFunabashi
ほかにもさまざまな情報発信をしています!
★YouTube「やまけんちゃんねる」山﨑が船橋市内中心に活躍している経営者をゲストに呼んでインタビューしています
★note「やまけん
★ブログ「主婦と高齢者で地方活性化を実現する編集者・ライターという働き方

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード