2024年01月29日 配信

船橋市場の職員が、普段は入れない場所も案内大人も子どもも楽しめる「わくわく市場探検隊」


実際に水産のせりが行われる場所で、せりについての説明を受け、その後、子どもの参加者は模擬せり体験へ。取材時にはバナナを競り落とした

応募者増加傾向にある「市場ツアー」
 船橋市場では2014(平成26)年から船橋市場の見学ツアー「わくわく市場探検隊」を開催している。同ツアーは事前応募した30人(応募多数の場合は抽選)が無料参加できるというもの。基本的に月1回、土曜に開催し、大人だけでなく家族での参加など、毎回幅広い年代が参加している。

 ツアーを率いるのは「隊長」と「副隊長」と呼ばれる市場総務課施設管理係の2人。現在同ツアーを主に担当する神谷さんは「船橋市場に親しみを持ってもらうこと、魅力を知ってもらうこと、市場って楽しい場所だと知っていただくことを目指して実施しています」と話す。今年度から担当している染谷さんは「隊長と副隊長で、毎回単調にならないよう作戦を練っています。安全第一で楽しんでいただけたら」とも。

-50℃の冷凍庫など普段は入れない場所も
 ツアーでは船橋市場内の各所を巡る。管理棟に集まった後、普段は一般客が入れない青果棟の中を歩き、隊長らによる市場に関するクイズの出題も。水産棟へ移動し説明を聞いた後には、魚に詳しい職員が「子どもたちに切り身ではない魚に触れてもらいたい」と魚を持っての記念撮影も。その日の一品を競り落とす「模擬せり体験」、一番の目玉となるマイナス50°Cの冷凍庫への入室体験と内容はもりだくさんだ。「ツアーがまた市場に来るきっかけになれば」と染谷さん。


魚が好きな市場総務課の職員が子どもたちに魚の特徴を説明。紹介内容はその日の仕入れによって変わる

同ツアーへ参加者募集は船橋市のホームページ(https://www.city.funabashi.lg.jp/shisetsu/shiminkatsudo/0003/0001/0002/p099311.html)で告知される。開催日によって申し込み時期が異なる

 


この人に聞きました!
市場総務課施設管理係神谷さん(左)、染谷さん(右)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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