手作りにこだわり
体にやさしい日本料理を提供

ランチメニューの「焼き魚御膳」(2,300円)。「お造り御膳」(2,500円)や「和風ビーフシチュー御膳」(2,600円)などもあり、いずれも見た目も楽しめる9種の小鉢がつく。七五三のお祝い会食プランもあり、「早めの予約をおすすめします」と國分さん

　船橋大神宮入り口の鳥居のすぐ横にある日本料理店「燎（かがりび）」。店主は、銀座の日本料理店などで料理人として20年以上のキャリアを持つ國分琢磨さん。4人の子どもの父親でもある國分さんは、コロナを機に自宅から近いところで独立したいと思い、2年前に知り合いの縁でこの場所に開業した。

　「食育健美」の理念のもと、旬の食材を使い手作りで体にやさしいメニュー作りに力を入れている同店。「リーズナブルで堅苦しくない和食を提供したい」とも。特に出汁にこだわり、毎日朝から約3時間かけてカツオや昆布でじっくり取る。この出汁を使った「焼きたて出汁巻き玉子」は常連客から人気だという。

　野菜は福島に住む94歳の國分さんの祖母が育てる直送野菜を使い、魚は船橋市場から仕入れる。日本料理のメニューには、料理学校の同期でもあり、一緒に起業から関わっている洋食専門の吉武慎太郎さん、中華専門の山田陽資さん、妻でパティシエの友美さんのそれぞれの特技を活かした一品も。

　國分さんは「いずれはビストロ燎、中華燎など、それぞれが活躍できる場の提供もしていきたい」と目を輝かせる。

出汁巻き玉子(950円)はテイクアウトも可能。「焼き魚弁当」などテイクアウトメニューも用意。自家製の炭ドレッシング(550円)、土佐しょう油(750円)、燎ポン酢(850円)の販売もスタート

天然木の一枚板のカウンター席は6、7人まで。テーブル席8席のほか、6席の個室も

心もリフレッシュしてもらえるような店にしていきたい
店長・國分琢磨さん

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