市場の魅力を伝える市民向けイベントが再開
今年は市場の「夏祭り」も予定

「わくわく市場探検隊」に参加できるのは、各回30人。市場の仕組みを学び、魚に触れ、冷凍庫体験や模擬せり体験など、市場を知ってもらうためのツアーとなっている

　食のプロが集まってくる船橋市場だが、一般人も普段から関連店舗棟を中心に買い物や飲食を楽しめるようになっている。コロナ禍では、もっと気軽に市場の魅力を知ることができる船橋市場主催の各種イベントが開催を見合わせていたが、各イベントとも徐々に再開している。

人気ナンバー1は模擬せりや冷凍庫内も体験できる市場ツアー

　市場主催のイベントで、一番気軽に来場・参加できるのが「ふなばし楽市」。偶数月の第1土曜に開催し、来場者は市場内でスタンプを集め、スタンプがそろうと抽選会に参加できるというもの。抽選会場には列ができ、旬の食材や市場で使えるお買物券などが当たるイベントとなっている。

　ほかには、「プロが教える!魚のさばき方教室」や「活き活き料理教室」(応募制)も開催。そして毎回応募者多数となっているのが「わくわく市場探検隊」。同イベントは、市場の中でも普段は入れない場所を見学できる船橋市場の見学ツアー。模擬せり体験やマイナス50°Cの冷凍庫の中にも入る人気イベントとなっている。「応募については『広報ふなばし』や市のホームページでお知らせしています」と担当者。

市場の夏祭りは8月26日を予定

　今年は市場の「夏祭り」も開催予定。これまでの開催では祭り会場に市場関係者が出店を並べ、夏の終わりを惜しむかのように市場が賑わうひとときとなっている。

過去に開催された「盆踊り大会」での「模擬せり」の様子。今年の内容は現在検討中のため、内容が決まり次第、市場ホームページで発表される

船橋市地方卸売市場総務課

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