2023年06月29日 配信

インドカレーを作って28年のベテランシェフがいる市場内唯一のインドカレー店


カレーセットはナンまたはライスにカレー1種類または2種類を選べる。カレー2種類は1000円、1種類は900円。写真はバターチキンカレー(左)と野菜の甘みが溶け込んだキーマカレー(右)

 船橋市場内で飲食店が立ち並ぶのが「関連棟」と呼ばれるエリア。関連棟には、市場内で仕入れた海の幸を使った海鮮丼や煮付け定食などを提供する店が並ぶほか、コーヒー店なども入っている。

 その中で、唯一のインドカレー店が「ガネーシャハウス市場店」。同店を経営するのは、はす向かいにあるコーヒー専門店「ビーンズハウス」。同社は、船橋駅南口の市民文化ホール近くにコーヒー専門店とカレー専門店を併設させた「ビーンズハウス」を経営し、「ガネーシャハウス市場店」は2015年にオープンした。

 現在の店長は、北インド・ウトゥラカンド出身のシ・ジョギンダさん(47)。ジョギンダさんはインドに居たころからカレー店のシェフとして腕を磨き、15年前に来日。日本のインドカレー店で勤務し、昨年までは東京都内各所や横浜、所沢などで働いてきたという。市川市に住むジョギンダさんは、縁あって今年2月から同店で腕を振るうこととなったが、「船橋で働くのは初めて。市場の中というのももちろん初めて」と話す。

 カレーは常時5種類のカレーを用意。ナンは店内の釜で焼いている。「スパイスは16種類使ってます。北インドのカレーの味そのまま。本場の味を食べていただきたいです」と流暢な日本語で話すジョギンダさん。「野菜は市場で仕入れた野菜です。近いから便利。自分で買い付けに行ってますよ」とすっかり市場に馴染んでいる様子を見せた。


店内でナンを焼くジョギンダさん。テイクアウトや事前予約(TEL080-3381-0323)も可能だという。営業は8時~14時、水・日曜休み


ガネーシャハウス市場店シ・ジョギンダさん

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