2023年05月01日 配信

ベトナムのお母さんの家庭料理
常連に支えられ復活した人気店


古川さん自慢の鶏めしのランチセット C (900円) 。セットCのメニューは週替わりだが、鶏めしは人気があり登場回数が多い。サラダ、 具だくさんの野菜スープと日替わりのデザート(この日は豆とタピオカのチェー)がつく。プラス 150円でコーヒーを追加できる

 JR 船橋駅から徒歩10分、船橋市役所近くにあるベトナム家庭料理の「マンダリンカフェ」は昼時には近隣の会社員などで賑わう。中には週に3、4回通う人も。「たくさん食べてほしいから基本は大盛り」といつも笑顔のオーナーシェフ・古川テーさん。米粉のフォーやブンなど麺類が豊富で、古川さんの故郷・フエの名物、牛肉入りの麺料理「ブン・ボー・フェ」(900円)は古川さんお勧めのひとつ。「手作りにこだわっている。ソースは料理に合わせて全部違う」と手間を惜しまない。長年の常連客・永山さんは「古川さんは自分に妥協しない人」と話す。ベトナムの味を守りながら日本人が食べやすいように食材を変えるなど工夫している。

 古川さんは30年前に故郷で夫の更子(さらし)さんと結婚し、8年後に日本へ。2001年10月に二人で同店を始めた。店は繁盛したが 2005年12月に更子さんが急逝し店を閉めた。「店を再開してほしい」と常連客に背中を押され、2016年9月、今の地で店を再開。店名は更子さんお気に入りで交流の場でもあったフエのカフェと同じだ。「人が集まる場所に」という思いは時を経ても受け継がれている。


海老好きにはたまらない海老だけでだしをとった「ブン · トム」(1,080 円 ) はランチ・ディナー共に提供。ブンは米粉の丸い麺のこと。ランチには生春巻き 1 本と手作りデザートがつく(この日は仙草ゼリー)


店内はベトナムの民芸品などが飾られ異国感満載。テーブル席は16席、奥には厨房に面したカウンター席が7席


本場のベトナムの家庭料理を楽しんで下さい!
オーナーシェフ・古川テーさん


マンダリンカフェ
住/船橋市湊町 2-4-5 第五白川ビル 102
電/047-432-7736
営/11:00~14:30、17:00~21:30 L.O.
休/日曜
P/なし

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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