2023年02月23日 配信

「花のや」5代目店主は元寿司職人。
従来の定食メニューに加え、「刺身定食」なども充実


とある日の「お刺身定食」。マグロ、エビ、しめ鯖、サーモン、アジなどが入る

 市場内で一般の人も行きやすいスポットが「関連棟」と呼ばれる飲食店などが並ぶエリア。その中で、かつてから定食メニューを中心に営業を続けてきた「花のや」店主が2021年9月に5代目・須賀雅之さんに交代。元寿司職人でもある須賀さんに代わってからは、「しょうが焼き定食」(850円)や「オムライス」(750円)などに加え、海鮮メニューも充実し、老若男女が集まる店となっている。

 5代目店主・須賀さんは、「若き女将」として市場内で知られていた4代目店主・近藤さんの父親と知人だったことから今に至るという。

 「市場内に入る店舗で勤務するのは今回が初めて」という須賀さん。これまではホテルレストランや寿司店で腕を振るってきた。4代目店主の代では家庭料理をベースにしたメニューが多かったが、「せっかく市場に店があって、すぐそこで良い魚を仕入れられるので、自分で買い付けに行って仕入れた魚をメインにしたメニューを看板商品にしたいと思った」と須賀さん。

 現在の人気メニューはその日仕入れたいい素材で作る「お刺身定食」や「すし屋の海鮮丼」(各1200円)だとも。そのほか「焼ハラス定食」(800円)「サバの文化干し定食」(850円)といった焼き魚定食、「ミックスフライ定食」(750円)も用意する。「市場にいらっしゃるお客さんは元気な方が多いですね。会話も楽しんでいます」と須賀さんはやさしく微笑む。


メニューは写真でわかりやすく掲示。子どもも食べやすいメニューが多いのも特徴。支払い時はPayPayなどの電子マネーも利用できる


花のや店主
須賀雅之さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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