2023年01月31日 配信


「ジャイアンツ·ファンフェスタ」前日に考えたというサイン。背番号の034と、「哲星」の名前にちなんで星のマークも

市船野球部 森本哲星(てっせい)選手

プロフィール
平成16(2004)年9月3日生まれ。鳥取県出身。南部町立会見小学校4年から「会見スポーツ少年団」で野球を始める。南部町立南部中学校在学時は「鳥取サンフレンジャーズ」に所属。2020 年に市立船橋高等学校に入学、現在3年生。
※1月10日発表 2022年度の日本学生野球協会表彰選手として選ばれた
 
甲子園で活躍 読売ジャイアンツに入団
 
 市立船橋高等学校(以下、市船)野球部に所属する森本哲星選手は、昨年10月に行われた「2022年プロ野球ドラフト会議」で、読売ジャイアンツから育成9位で指名を受け、プロ野球選手としての道へ進むことが決まった。
 
 鳥取県出身の森本選手は、双子の兄 • 哲太さんと一緒に小学4年の時に野球を始め、6年から本格的に投手に。中学時代からプロ野球選手になりたいという夢があり、千葉への引越しを機に野球の強豪校である市船に入学することを決意。兄•哲太さんと一緒に同校に入学した。
 
 入学後2カ月間は、コロナ禍のためグラウンドで練習できない日々が続いたという。その後は日々練習に励み、最速143キロの直球と鋭く落ちるスライダー、大きく曲がるカーブが武器のサウスポーとして、同校15年ぶりとなる夏の甲子園出場に貢献。甲子園でも活躍し、25年ぶりに1勝に導いた。
 
 9月にアメリカ •フロリダ州で開催されたWBSC U-18ベースボールワールドカップでは、日本代表にも選出され、パナマ戦とアメリカ戦の2 試合に先発し、銅メダル獲得に大きく貢献した。
 
 1月8日に入寮することが決まっている森本選手は「今持っている球種をもっと磨きたい。先発ローテーションに入って、日本代表になれるような選手になりたい」と目標を話す。「プロへの入団が決まった時、自分も家族もうれしかったですが、鳥取の友人らの方が自分より喜んでいた」とも。
 
 「部活帰りに東船橋駅近くのラーメン屋で友達と一緒に食べたのが楽しかった思い出」と話す森本選手。「船橋の皆さんの応援のおかげもあってここまでこれた。体づくりにも取り組んで、一軍で活躍できる選手になりたい」と意気込みを見せる。
 

市船野球部の海上(うながみ)雄大監督(奥)は「入学の時からプロになりたいと言っていた。兄の哲太も哲星も足が速いのも強み。1つ1つステップを踏んでがんばってきた結果だと思う」と話した
 

昨年12月に開催された同校初となる「市立船橋スポーツフェスティバル」では、森本選手の ピッチングに、小学生たちから歓声が上がった

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード