2022年11月30日 配信

この人に聞きました!

魚辰水産 代表・後藤茂夫さん(右)、 後藤和雄さん

アンコウ、ヒラメなどの鮮魚を扱い、加工にも応じる

 今回は船橋市場内、水産仲卸業者から、鮮魚を中心に扱う「魚辰水産」(うおたつすいさん)をご紹介!

市場開業当時から市場の品質を守り続ける

 同店は船橋市場ができた当初、昭和47年頃から市場に入る水産仲卸店。現在は二代目店主・後藤茂夫さんが、先代である父の後を継ぎ、店を切り盛りしている。

 水産卸業者のなかには、マグロを主に扱う業者など、業者により扱う品が異なる。同店ではアジ、イワシ、ヒラメからトビウオ、アンコウなど、その時期に穫れる鮮魚全般を取り扱う。

 取り引き先は飲食店がほとんどで、その多くが居酒屋だという。同店では仕入れた鮮魚を、今度は飲食店が扱いやすい状態にし、品質を保ったまま納品する。市場に入る同店を通すことで品質の良さが担保されていることを実感している店舗が、長年、取り引きを続けている。

 「リクエストがあれば、お造りなどにも対応しています」とも話す。業者だけでなく一般人に対しても販売し、中にはわかりやすく値札をつけて並べているものもある。

飲食店にも市場仲卸にも活気が戻りつつある

 居酒屋が主な取引先である同店にとって、コロナ禍は非常に厳しいものだったという。「最近、ようやく戻ってきている感じがある。元通りとはいかないけど、この調子で元気にやっていきたいね」と笑顔を見せた。


店頭には鯛やイナダなども並ぶ。朝10 時ごろには閉店するので朝9 時までの来店が望ましい


イワシを開いた状態にしたものも販売。


店舗は6号通路を入ってすぐの場所。


アンコウを捌く後藤さん(船橋市場の店舗ブログより)

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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