各専門分野で船橋の街づくりにおける第一線で活躍されているみなさんに、船橋の街づくりにおいてどのように関わっていらっしゃるのか、直撃インタビュー!
船橋市副市長 西水徹(にしみずとおる) さん
※撮影のためマスクを外しています
船橋市には2人の副市長がいます。1人は市職員出身、もう1人は総務省出身です。前任の辻副市長と交代で今年7月に就任した西水副市長は、どのような経歴を持ち、船橋市でどのような仕事に携わっていくのか、お話を伺いました。
・一人一人が自分らしく輝くまち
・住み慣れた地域で、健康で安心して暮らせるまち
・活力と魅力にあふれ、進化し続けるまち
・快適で豊かに暮らせる、人と環境にやさしいまち
・命と暮らしを守る強靭なまち
総務省では行政改革などに従事
MF●これまでどのような仕事を経験されてきましたか?
副市長●平成13年に総務省に入省して、主に行政改革や公務員制度改革などを担当していました。約15年前にはアメリカに2年間留学して、行政学や経営学についても学んできました。その後は本省に戻り、地方税の電子化やマイナンバーの活用に関する仕事などに携わっていました。平成25年からは3年間、在中国日本国大使館に赴任し、青少年交流や地方間交流といった「民間交流」を通じて対日理解の促進に努めました。
また、「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」にも携わり、海外の若者に日本に来てもらって地方自治体等に派遣し、地域の国際交流の推進を図る仕事もしていました。このJETプラグラムで、船橋市でもベトナム国籍の方が国際交流員として働いてくれています。
総務省時代は、自分の仕事が本当に国民の役に立っているのか、どのように国民の生活を豊かにしているんだろうか、ということを常に考えながら仕事をしていました。
市民が何を求めているのかを把握し、市長をしっかりとサポートしていきたい
MF●神奈川県ご出身とのことですが、船橋市での思い出はありますか?
副市長●中国に赴任する前に、稲毛に5年間住んでいました。その時は、家族とららぽーとに行ったり、アンデルセン公園に行ったりした思い出があります。アンデルセン公園がどこにあるのか、あまり意識していなかったのですが、船橋市にあったんだと今回改めて知りました。船橋は都会のイメージがありますが、アンデルセン公園のように自然もたくさんある場所ですね。
MF●船橋の魅力、船橋の可能性はどの辺りにあると思いますか?
副市長●船橋は、都会なところと緑が豊かなところ、海もあり、農業・漁業も盛んで、さまざまな面を持つ街だと思います。また、街中を歩くと、商店だけでなく神社やお寺など歴史が感じられるところも多く、魅力がたくさんあります。着任して1カ月が過ぎ、下水道処理施設やゴミ処理施設などの視察や、各分野の方のお話を伺っているところですが、皆さんの「船橋をよりよい街にしよう」という強い気持ちがとてもよく伝わってきています。こういった地域の皆さんと行政が協力すれば、さらによりよい街になると思います。
MF●船橋市では、どのようなことに取り組まれたいですか?
副市長●まずは、副市長という立場ですので、市長をしっかりとサポートすることが使命だと思っています。
また、都市開発・道路・下水道や二酸化炭素削減・フードロス・ごみ問題など環境問題、行政のDX、市民活動推進、消防といった分野に加え、コロナ対策、税財政など、市民の皆さんの生活のあらゆる分野に関わる仕事ですので、重大な責任があると感じています。
まだ着任して間もないので、市民が何を求めているのかをまずは把握して、自分の役割を考えながら一つ一つの仕事に取り組んでいきたいと思っています。また、国民、地域の住民のことを第一に考えるというのは、国でも地方でも変わらない、行政の基本的な考え方ですので、市民の皆さんのことを第一に考えて日々仕事に従事していきたいと思っています。
MF●船橋市でお気に入りの場所などはありますか?
副市長●毎日電車を利用しているので、船橋のシャポーで買い物をしたりしています。先日はふなばし三番瀬環境学習館内のレストランでホンビノスのラーメンを初めて食べましたが、とてもおいしかったです。これからいろいろなところに行ってみたいと思っています。
MF●これから船橋をよろしくお願いします!本日はお忙しいところ、ありがとうございました。
副市長室にて
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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