2022年08月02日 配信

この人に聞きました!

 

杉本正文堂
常務・杉本洋子さん(右)スタッフ・長田由紀江さん

 船橋市地方卸売市場内にあるOA機器や事務用品などを扱う「杉本正文堂」。同社の歴史は古く、明治時代に都内で西洋木版などの業務を行っていたという。戦後、船橋に場所を移転し、1967(昭和42)年から文具などの販売を開始。1969(昭和44)年の船橋市中央卸売市場の開設当初から、市場内で店舗を構えている。

 現在の社長は4代目の竹之内秀勝さん。妹で常務の杉本洋子さんは「市場内にあるので、とにかく明るく元気な接客を心がけています」と笑顔で話す。

時代とともに商品を変え
顧客のニーズに対応

 取引先は市場関係者だけでなく、官公庁や学校など幅広い。一般客の購入ももちろん可能。一般文具、印鑑、パソコン、OA機器、コピー機、スチール家具など、オフィスに関するもの全般を取り扱う。時代の流れに合わせ、扱う商品も変えているという杉本さん。コロナ禍になってからは、消毒液や体温測定器なども扱うように。「昔のコピー機は液体インクを使っていたので、取り扱いに危険物取扱者乙種4類資格が必要だったのよ」と話す杉本さん。そのおかげで、コロナ禍では消毒液などをいち早く仕入れることができたという。

 ネットが主体になってきているが、対面の商売を大切にしていきたいと話す竹之内さん。「人のつながりを大事にしていきたい。通販に負けないように迅速に対応することを心がけています」とも。


店頭にはボールペンなどの文具や封筒、法令用紙、シャチハタ印、ファイルなどが並ぶ。掘り出し物商品も


文具メーカー「キングジム」の自動消毒器「テッテ」(写真左)。常にアンテナを張っている杉本さんが話題の新商品もいち早く入荷。営業時間7 時~ 17 時。土・日・祝日定

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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