2022年05月04日 配信

<船橋の人>こんにちは、ふなばし

マスターズ水泳 世界ランキング1位・2位 田口 涼也さん(35)、 岡光 一樹さん(36)

 
左が田口さん、右が岡光さん。「仕事が終わってから、短時間で効果的な練習をしなくてはいけない。スケジューリングがうまくなったと思う」と2人

田口涼也さん プロフィール
1986年、茨城県出身。小児ぜんそくだったため、2歳半でスイミングクラブに通い始める。中学生のころには水泳でジュニアオリンピックに出場するなど選手として活躍してきた。コーチ経験などを経て、現在は勤務先企業の実業団に所属。練習は基本1人で行い、市内スポーツクラブのプールや「千葉県国際総合水泳場」(習志野市)で練習を重ねている。
岡光一樹さん プロフィール
1985 年、船橋市生まれ。八栄小学校、船橋中学校を卒業し、県立二和高校へ。3 歳から「メディカルスポーツプラザ」(船橋市丸山4)に習い事として通い、高校生になっても通っていた。大学時代は野球に没頭するも、社会人になってから、市内スポーツクラブで趣味として再び泳ぎはじめた際にマスターズの存在を知り、トライするようになった。

2年連続、世界ランキング1位・2位 練習は市内や近郊のプールで

 各国の水泳選手が年間成績で競う「国際水泳連盟(FINA)ワールドマスターズランキング」で、2020年度、船橋市在住の会社員・田口涼也さんと岡光一樹さんは、それぞれの出場種目で世界ランキング1位に輝いた。さらに2021年度も、田口さんは「35歳区分200m個人メドレー」を2分03秒04で泳ぎ、「35歳区分400m個人メドレー」は4分26秒11という記録で、多くの出場種目で日本新記録を樹立、世界ランキングも2年連続1位を獲得。岡光さんも「35歳区分200m自由形」で2分01秒61を叩き出し、世界ランキング2位につけた。

 二人をはじめ、多くのサラリーマンアスリートのコンディショニングを担当している市内の「わだつみ整骨院」(海神)の中村寿人さんは「私は船橋市水泳協会理事をしていて、お二人の活躍は大変嬉しい。コンディションを保ちつつ2年連続で世界ランキング上位を維持することはなかなか難しい」と話す。

 田口さんは「仕事が終わって、自分の子どもが寝てから練習へ行くなど、時間の制約はありますが、この先も長く緩く続けていきたい」と話す。岡光さんは「社会人になってから、太りたくないと思って再び始めた水泳だけど、地元スポーツクラブの方をはじめ、色々な方と一緒に楽しく泳ぐことができてうれしい」とはにかむ。「来年は、2年延長されてきた世界マスターズ水泳選手権が九州で開催される予定で楽しみです」と2人は口をそろえる。


昨年、2人ともが世界ランキング1位になったことを報告するため、船橋市長を訪れた時の様子

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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