2022年01月29日 配信

 


クリニック内のさまざまな知識を持ったスタッフが連携し、講座開催に結び付けている

外来専門の施設完成で 予防講座の開催にも注力

 船橋整形外科クリニック(船橋市飯山満町1・824)では、地域に向けた「予防講座」として公開無料講座を2021年から開始。地域に住む人子どもから大人までの幅広い年代の人が「予防」できるような講座を開催し、その内容は多岐に渡っている。

 船橋整形外科は、1989年に有床の診療所として開院(院長:道永幸治先生)。現在は医療法人社団紺整会船橋整形外科グループの中に、病院、クリニック4施設、さらに「フェルマータ船橋」といった自立支援型老人保健施設なども属している。

 開院当初から「地域医療への貢献、スポーツ医療の推進、整形外科の専門的な高度手術の実施」を3つの柱とし、地域の整形外科としても認知されてきた。2017年5月には外来専門の「船橋整形外科クリニック」(院長:山浦一郎さん)を開設。1日1千人以上の外来診療とリハビリテーションを同クリニックで受け入れる体制へとシフトしてきた。こうして外来専門の施設ができあがると「地域医療という部分に力を入れ、予防講座などができれば」という話も出るようになり、さまざまな公開無料講座を2021年から開催している。

講師は、医師や理学療法士 参加者のニーズも取り入れて

 これまで開催した講座の中には、子どもの成長痛や変形性膝関節症などによる膝の痛みの講座、野球少年・少女向けの「ベストコンディションを続けるための投球障害講座」「KIDSランニング教室」、大人向け「ランニング教室」のほか、現役競歩選手による「健康ウォーキングセミナー」など、スポーツ医療機関としても知られる同クリニックの特長を活かした講座を開催してきた。

 いずれの講座も、講師は院内またはクリニック内の医師や理学療法士、看護師など。それぞれの得意分野を生かして講師となり、豊富な知識を伝えている。講座を企画する同クリニック理学診療部部長・澤野靖之さんは「各スタッフの得意な分野を把握し、どんな講座が開催できそうか、各スタッフとコミュニケーションを取りながら企画しています」と話す。参加者は、同クリニックへの通院履歴に関わらず、誰でも参加可能。澤野さんは「ロコモ体力測定講座などに繰り返し参加していただき、自分の体力を知ることで、みなさんの健康な身体づくりにつなげたい」と意気込む。

 3月19日には同クリニック理学診療部所属で元NGF(米国ゴルフ財団)認定ゴルフインストラクターの資格を持つ中村清二さんが「ゴルフ講座」を開催予定。定員は事前申し込み先着10人と少人数制。広いリハビリ室などを使い、感染症対策を取りながら実施予定(感染拡大状況により変更になる可能性もあり)。詳細は同クリニックHPでも確認できる。

取材協力

船橋整形外科クリニック
理学診療部部長・澤野靖之さん
TEL 047-425-5585

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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