船橋で食べた洋食店の味を再現。地元らしいメニューも考案
「当店のロスはほぼゼロ!」と冨樫さん。パスタは必要な分量だけを店内で製麺して提供するスタイル。写真は「ハーフ&ハーフ」(1,250円)。左が小松菜パスタ(+100円)とトマトソース、右のパスタはプレーンの生パスタとデミグラスミートソースの組み合わせ
JR船橋駅直結、「シャポー船橋」1階に店を構えるスパゲティミートソース専門店。同店を経営しているのは、船橋生まれ、船橋小、船橋中学校卒業という生粋の船橋っ子、富樫義行さん。富樫さんは大学卒業後、「ケンタッキー・フライド・チキン」に入社。新規事業担当として国内外を渡り歩き、食の流行を追いかけてきた。25年務めた同社を退職すると、飲食業界のコンサルタント会社を設立するが、「自分で飲食店を経営せずにコンサルなんて務まらない」と、2010年、新小岩に同店1号店を開店。船橋には2号店として、2018年、シャポーのリニューアル時にオープン。生まれ育った地に戻ってきた。
看板メニューのパスタは、富樫さんが子どもの頃に船橋で食べた思い出の味に基づく。当時、船橋駅南口にあった洋食店「ペンギン」の記憶の味を再現したデミグラスソースは、店内で作る生パスタにしっかり絡む。さらに「地元らしいメニューも考えていきたい」と、昨年は小松菜パウダーを混ぜ込んだ「小松菜パスタ」を開発。「こうした商品の販売もしていけたら」と富樫さんの新たな挑戦は止まらない。
パスタ教室にも遊びにいらしてくださいね
店主・富樫 義行さん
毎月第2日曜に開催している「パスタ教室」。1時間30分で、小麦&パスタの歴史と知識を学び、製麺も体験。できたての生パスタを使ったスペシャルブランチがついて参加費2750円。他県からの参加者もあるという
店内はカウンター席のみを配置。入店時に食券を購入して注文する
フォークダンス
住/船橋市本町7-1-1シャポー船橋1階
TEL/047-411-7580
営/11:00~22:00(LO21:30)
休/施設に準ずる
P/なし
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