2021年12月28日 配信

この人に聞きました!

 

有限会社玉芳店主・齊藤隆宏さん

約50年続く「玉芳」が日替わり「玉芳弁当」メインにリニューアルオープン

 関連棟にある「玉芳」の店主は、3代目となる齊藤隆宏さん。もともとは、そばや丼ものがメインで、天ぷらは義母が担当していたが、健康上の理由から辞めることに。今後、店を続けるかどうか考えていた時、共通の知り合いを介し、「増一屋」の増渕修一さん、吉田淳子さんと出会い、2人と協力して今年9月、新体制でリニューアルオープンした。

 調理やメニュー作りは増渕さんと吉田さんがメインに行い、齊藤さんの意見も取り入れながら準備を進めてきたという。増渕さんは、都内フランス料理店や外資系ホテルで長年シェフとして活躍し、30年以上の経験を持つ。

 同店のメインメニューは、テイクアウトの「玉芳弁当」が主体。店内で食事をすることも可能。「手ごねハンバーグ&魚のフリット」や「照り焼きチキン&銀鮭の塩焼き」などの玉芳弁当(各540円)は日替わりで、1週間の献立表が店頭に用意され、SNSでも発信している。そのほか、日替わりの「味噌汁膳」(440円)や「どんぶり膳」(880円)、カレーうどん(540円)なども用意。

 「始めた当初は、市場の人から量が少ないという声もあったので、ごはんやおかずの量も増やしました」と吉田さん。野菜や魚は市場内から仕入れ、ドレッシングも手作り。米は多古米の減農薬米を使用するなど、食材にもこだわっている。

 弁当は1食から市場近隣エリアであれば無料で配達する。5個以上の注文で市内への配達も可能。また、市場内限定で汁物のメニューの出前も行う。「寒くなってきたので、あたたかいみそ汁やカレーうどんなどが好評です」と吉田さん。


大豆ミートを使った弁当も販売スタート


左から齊藤さん、増渕さん、吉田さん。弁当は日替わりなので「毎日楽しめる」と好評だという。メニューなどはインスタグラム(@TAMAYOSHI2021)で発信

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード