この人に聞きました!
有限会社玉芳店主・齊藤隆宏さん
約50年続く「玉芳」が日替わり「玉芳弁当」メインにリニューアルオープン
関連棟にある「玉芳」の店主は、3代目となる齊藤隆宏さん。もともとは、そばや丼ものがメインで、天ぷらは義母が担当していたが、健康上の理由から辞めることに。今後、店を続けるかどうか考えていた時、共通の知り合いを介し、「増一屋」の増渕修一さん、吉田淳子さんと出会い、2人と協力して今年9月、新体制でリニューアルオープンした。
調理やメニュー作りは増渕さんと吉田さんがメインに行い、齊藤さんの意見も取り入れながら準備を進めてきたという。増渕さんは、都内フランス料理店や外資系ホテルで長年シェフとして活躍し、30年以上の経験を持つ。
同店のメインメニューは、テイクアウトの「玉芳弁当」が主体。店内で食事をすることも可能。「手ごねハンバーグ&魚のフリット」や「照り焼きチキン&銀鮭の塩焼き」などの玉芳弁当(各540円)は日替わりで、1週間の献立表が店頭に用意され、SNSでも発信している。そのほか、日替わりの「味噌汁膳」(440円)や「どんぶり膳」(880円)、カレーうどん(540円)なども用意。
「始めた当初は、市場の人から量が少ないという声もあったので、ごはんやおかずの量も増やしました」と吉田さん。野菜や魚は市場内から仕入れ、ドレッシングも手作り。米は多古米の減農薬米を使用するなど、食材にもこだわっている。
弁当は1食から市場近隣エリアであれば無料で配達する。5個以上の注文で市内への配達も可能。また、市場内限定で汁物のメニューの出前も行う。「寒くなってきたので、あたたかいみそ汁やカレーうどんなどが好評です」と吉田さん。
大豆ミートを使った弁当も販売スタート
左から齊藤さん、増渕さん、吉田さん。弁当は日替わりなので「毎日楽しめる」と好評だという。メニューなどはインスタグラム(@TAMAYOSHI2021)で発信
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