2021年10月21日 配信

 おうち時間が長くなり、ペットに癒やしを求めたいと子犬や子猫などを飼い始める人が増えているそうです。ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」によると、2020年は犬の新規飼育頭数は前年より14%増、猫は16%増と、新しく犬や猫を飼い始めた人が多くなっています。 

 そこで、今回船橋市内でペットと過ごせるレストラン、病院やトレーニングなど、ペットに関するプチ情報を紹介いたします!

ペット大好き! LiCaCo です。
愛犬リリーと地元船橋を紹介します!

鹿児島生まれ船橋育ち、牛柄が特徴のロングコートチワワ。ちょっと臆病で吠えちゃうけど許してワン♡

PROFILE:ウクレレの明るいサウンドにのせてエールソングを奏でる船橋出身のシンガーソングライター。船橋のなしPRソング「NA NA NA なしダンス」を歌う。音楽活動の傍らペットに関わる仕事も。https://linktr.ee/licaco
 

ペットと一緒に行けるカフェ

PIZZERIA347 (本町)

ワンちゃんとリゾート気分で県内の新鮮な食材にこだわった料理が味わえる

 船橋駅北口から徒歩3分のところにある「PIZZERIA347」。階段を上って店内に入ると、広々とした空間が広がり、まるでリゾートのような雰囲気が漂います。

 料理は、旬の新鮮な食材にこだわり、県内の農家から直送される野菜などを使用したメニューを提供。「産地に行って収穫の手伝いをすることもあります」と料理長の小林慎也さん。

 いすみ市の牧場から取り寄せる生チーズを使用した「ピッツァ347」は、人気メニューのひとつ。ピザ生地もこだわり、天然酵母を使用。

 「季節ごとの料理を、愛犬と一緒に楽しんでほしい」とペットもウェルカム。


今後、ペット用のメニューはご要望があれば提供していきたいですね
(左から)小林さんとスーパーバイザーの塩川淳史さん


「空と水と緑」がテーマ。ガーデンエリアには水辺空間もあってワンちゃんも癒されそうです


どこで写真を撮っても絵になるね~


梨の時期(10月上旬までの予定)には船橋の梨を使用したデザートメニューのほか、フルコースも!

住所:船橋市本町7-10-2 ユニマットガーデンスクエア 2F
☎047-460-3101
営業時間:11:00~15:00(L.O 14:00) 17:00~23:00(L.O 22:00 ) 9月30日まで休業 
定休日:年末年始 
P:無(近くにコインパーキング有)

トレーラーカフェ銀色 (船橋日大前)

四季折々の草花が楽しめるテラス席でペットと一緒にゆったりと


銀色のトレーラーが目印。敷地内には秘密基地のような場所も。ペットと一緒に探検を

 船橋日大前駅から徒歩約8分のところにある「トレーラーカフェ銀色」は、客席の一部と厨房が銀色のトレーラーの中にあるというユニークなお店。ガーデン、フォトスタジオ、カフェを併設する「873village」ハナサンビレッジの敷地内にある同店は、テラス席に限りペットの同伴が可能です。

 メニューは日替わりのプレートランチ(ドリンク付き1,200円)のほか、店長の岡泰司さんが得意とする鶏料理や、生パスタを使ったパスタメニューなど。季節によっては、ガーデンスペースでBBQやおでんを提供したり、ビアサーバーもあるのでビアガーデンをすることも。「非日常を感じるこのスペースで、ご家族やご友人、ペットと一緒にゆっくりとした時間を過ごしていただければ」と岡さん。


目の前には広いガーデンスペースもあり、テラス席も充実。ペットもゆっくり過ごせそう

ハーブや花に囲まれたテラス席で四季折々の植物を眺めながらのランチは、最高に贅沢な時間

住所:船橋市坪井町744-8
☎047-496-8756
営業時間:11:00~16:00 
現在は感染症拡大予防のため休店中。再開予定はインスタグラム(@trailercafegin_iro)でお知らせ予定
定休日:月・火曜 
P:7台

アルマド カフェ& バー (東船橋)

石窯で焼き上げた料理が楽しめる「カワウソカフェ」
テラス席はペットと一緒に


ペット同伴可のテラス席(雨天時は屋根がないため利用不可)。フクロウと一緒に来店した利用客も

 東船橋駅前にある「アルマドカフェ&バー」は、「カワウソカフェ」としてSNSでも話題のカフェ。2頭のカワウソの名前は「あるくん」と「まどちゃん」。どこからでも見えるように、水槽は店内の中央に設置されています。

 ペットと一緒に過ごすことができるテラス席は、4人掛けテーブル席2卓を用意。ペットホルダーもあります。ペット専用メニューはないものの、持参した水や餌をあげるための容器の貸し出し(数に限りあり)サービスも。

 人気メニューは「こだわり卵の石釡焼きかわうそフレンチパンケーキ」。そのほか、石窯で焼き上げる本格的なピザも人気メニューの一つです。 「犬だけでなく猫やウサギ、危険性がなければカメでもなんでも一緒にどうぞ」と店長の横尾大輔さん。


店内にはお土産コーナーがあり、ぬいぐるみやマスコット、雑貨も販売(440円~)


子どもだけでなく、大人からも人気の「あるくん」と「まどちゃん」。タイミングによっては、すやすやお休み中のときも。寝ている姿にも癒されます


カワウソの刻印入りの「こだわり卵の石釡焼きかわうそフレンチパンケーキ」(935円)。1人につき1ドリンク、1オーダー制(小学生以下はドリンクのみでも可)

住所:船橋市東船橋4-29-5
☎047-409-6656
営業時間:10:00 ~20:00 
定休日: 火曜(祝日の場合は営業) 
P:無(近くにコインパーキング有)

 

市内の動物病院

ナラシノ動物愛護病院 (西習志野)

地域に根差して35年
地元出身の院長が今年 3 月にリニューアル

 

 約35年前に開院した「ナラシノ動物愛護病院」は、今年3月にリニューアルしました。スタッフも動物もストレス少なく、衛生的に移動できるように考えて設計し、窓が大きく開放的な待合室は、犬用と猫用に分けられています。

 水井達也院長は高郷小、七林中出身。「予防医療は大事。狂犬病は義務付けられていますが、ワクチン、フィラリア、ノミ・ダニ予防など、大切なペットのためには必要。犬は一人で病院にこれないですからね。飼い主の責任です」と話します。

 トリミングサロンも併設されていて、診察室で健康チェックをしてから行っています。「健康チェックの時に、病気が見つかることもあるので、早期発見にもつながっています」と水井院長。


診察室は犬用3室、猫用3室あります


トリミング前はわんちゃんの皮膚の状態をチェックしてから行ってくれます


ペットの予防医療の大切さを社会に啓発する獣医師の団体「TeamHOPE」の千葉県代表も務める水井院長

住所:船橋市西習志野3-25-1
☎047-463-8001
診療時間:9:00~12:00 16:00~19:00
休診日:年末年始のみ
P:13台、第2駐車場(旧病院の場所)に6台

森下動物病院 (芝山)

小鳥・うさぎ・ハムスターなども診察
時間外にはLINE で相談も
※診察券を持っている人対象


1999年に船橋市内で開業し、2007年から現在の場所で診察しています

 象のマークが目印の「森下動物病院」は、犬、猫だけでなく、小鳥、ハムスター、うさぎ、フェレットの診察も可能な病院です。「小鳥は捕食動物なので、具合が悪くても、診察室では元気なふりをする場合があり、見極めが難しいこともありますが、小さい頃から小鳥やハムスターを飼っていたので小動物には思い入れがあります」と話すのは、院長の森下大洋さん。鳥類研究会にも所属し、現在も勉強を続けているそうです。ウサギの診察も多く、「ウサギは感情を表に出さないので、専用の器具を使うなどして、しっかり見て診察することを大切にしています」と話します。

 最近では、通院したことがある方限定でペットのことを相談できるLINEサービスも始めた同院。「休診日や時間外の時にうれしいサービスと好評です。困った時に頼れる病院になれば」と森下院長。


「小鳥の診察は毎日あります」と森下院長。自宅では保護犬、保護猫を1匹ずつ飼っているそうです

入り口にはペット用にも使える水道も。外にはベンチがあるので、ペットと外で待つこともできます


診察室は2室。入院も可能。犬や猫以外の小動物に特化した専門的なアドバイスももらえます

住所:船橋市芝山5-40-3
☎047-469-1013
診療時間:10:00~12:00、16:30 ~ 19:00(土曜日の午後は14:00~16:30)(14:00~16:30 手術・検査) 
休診日:木・日
曜・祝日 P:11台

かつまペットクリニック (高根台)

CTスキャンも備え白内障や整形外科手術も実績多数


高根木戸駅から芝山団地方面へ向かうバス通りに面する。ガラス張りで美術館のような雰囲気

 高根木戸駅から徒歩6分ほどのところにある「かつまペットクリニック」は、勝間健次院長が1997年に開業し、約2年前にリニューアル。「地域のかかりつけ動物病院」として一次診療にあたる一方、眼科と整形外科の二次診療病院としても力を入れ、市内だけでなく県外からも診察に来る人も多いのだとか。犬の白内障に関しては、これまでに300症例を超える手術実績があり、骨や関節、靱帯、腱などの疾患・損傷を手術で治療する整形外科手術も数多く行ってきています。

 診療サービスの一環として、獣医師の専任カウンセラーによるカウンセリングも実施。ペットの体と健康に関する疑問や不安、ケアやしつけ、看取りやペットロスに関することなど、幅広いテーマで相談に応じています。


獣医師、看護師ら。「犬や猫とその家族に合った診療、治療をペットファーストで行っていきたい」と話す柴獣医師(右から2番目)


より精度の高い診察・治療を行うため、「16列マルチスライスCT」を導入し、検査や画像診断はもちろん、整形外科での術中使用にも活用。病気の早期発見につながっています


眼科、整形外科の分野で、より精度の高い医療を提供するため、処置室や手術室、手術用の設備も充実しています

住所:船橋市高根台7-26-24
☎047-469-1877
診療時間:8:30~12:00、15:00~18:00(日曜・祝日の午後は休診)
P:19台

 

しつけとトレーニング

RANA(ラナ) (印内)

ワンちゃんのためのプール&トリミングサロン


ドッグプール歴の長いスタッフがしっかりサポート。1枠30分の完全予約制 犬のサイズに合わせたライフジャケットも用意

 行田公園近くにある「RANA」は、5.5m×2.8m、深さ90cmのドッグプールがあるトリミングサロン。都心近郊では最大級のプールで、大型犬もゆったりと泳げる広さです。「リハビリとしてだけでなく、運動不足解消やダイエットなど、さまざまな目的で利用していただいています」と話すのは、ドッグプール歴14年のオーナー・小山裕貴美(こやまゆきみ)さん。

 完全予約制のため、他の犬と一緒になることはなく、同じ飼い主の犬であれば2頭まで一緒に入ることも可能。ライフジャケットを装備し、スタッフが必ず1人付くので、初めて泳ぐ犬も安心です。トリミングサロンも併設され、飼い主自身で洗えるセルフシャンプーの設備も。


(左から)小山さん、水野さん


このビルの中に都心近郊では最大級のプールがあるとは、外観からは想像がつきにくい


プールとの組み合わせやトリミングだけの利用も可能。ハーブパック、酵素風呂、フットケアなどオプションも充実

住所:船橋市印内3-23-21
☎047-778-2343
営業時間:10:00~19:00 ※完全予約制
定休日:水曜、年末年始
P:無(近くにコインパーキングあり)

犬の保育園「Move On(ムーブオン)」 (西船橋)

トレーニング、ペットホテルなどペットケアサービス全般を提供


ブルーの建物内は、1階は駐車スペース、2階はプレイルーム、3階はトリミングサロンになっています。小型犬~大型犬まで1日20頭ほどが来園

 トレーニング、ペットホテル、トリミングなどペットケアサービス全般を提供している犬の保育園「MoveOn」。ドッグトレーナーの柴田正樹さんが「人も犬も笑って暮らす」を信条に、14年前にオープン、2年前にリニューアルしました。

 「犬の保育園」は、朝から夕方まで犬を預かり、しつけと社会化の基礎を教えるサービス。それぞれの犬にあったカリキュラムを組み、犬同士でふれあったり、トレーニングを行います。飼い主ごとにカスタマイズした「飼い主レッスン」や、オンラインで相談できるサービスも。「楽しく過ごすために、犬のしつけで困ったことがあれば気軽に相談してほしい」と柴田さん。


トレーニング利用の場合は、毎トレーニング後に飼い主と一緒に問題行動の実技指導も行います


柴田さん(下段左から2番目)とスタッフら。ケージがなく、ワンフロアでストレスなく過ごせるペットホテル、150坪ある全天候型ドッグランも完備(会員限定)


トリミングでは、犬のストレスを軽減するために、散歩したり遊んだりするリラックスタイムも取り入れています

住所:船橋市西船5-21-3
☎047-302-9002
営業時間:10:00~18:00
年中無休 P:3台

ペットに関するプチ情報!

 「動物愛護指導センター」の田中梓さんに、同センターの役割や事業と、7 月に改正された「船橋市動物の愛護及び管理に関する条例」についてお話を伺ったので、ポイントをしぼってお伝えします!

「動物愛護指導センター」ってどんなところ?

「人と動物との調和のとれた共生社会をつくること」を理念として掲げています。主に犬猫に関する相談や、やむを得ず飼えなくなった犬・猫の引き取りや譲渡、しつけ方教室などを行っています。最近では動物のふん尿や鳴き声などの苦情や相談が多いそうです。
動物愛護指導センター(船橋市潮見町32-2 ☎047-435-3916)

保護猫保護犬の譲渡

同センターでは年間犬は約50匹、猫は約300匹も収容しているとのこと。譲渡会も行っているので、興味のある方は市HPを見てみてくださいね。

猫のふん尿で困っている方へ

同センターでは、猫よけ機(超音波発生装置)の貸出し(2週間)を無料で行っています。家の壁や庭、車などへのふん尿被害で困っている方は、一度試してみるのもいいかもしれません。飼い猫は屋内で飼うように推奨しています!

多頭飼いは届け出が必要です!

条例改正で、犬・猫を合わせて10頭以上飼う場合は、届出が必要になりました。

災害発生時に、ペットをどうすればいいの?

避難しなければならない事態になった場合、船橋市ではペットと一緒の同行避難ができます。ただ、ペットは専用エリアのみで過ごすことになるので、日頃からキャリーに慣れる、トイレが決められた場所で出来るなど、同行避難に備えた準備をしておくと安心ですね!

LiCaCo の教えて先生!

日頃からペットに関する気になっていることを、ナラシノ動物愛護病院の水井院長に聞いてみました!

LiCaCo:リリーはとても食いしん坊なのですが、犬が食べてはいけない食べ物は何ですか?
水井院長:玉ねぎ、チョコレートはみなさんご存知かと思いますが、キシリトール、アボカドやブドウも犬には禁物です。特にブドウは食べすぎると腎臓病になる場合もあるので、注意が必要です。
LiCaCo:ネコはどうですか?
水井院長:ネコも基本的には犬と同じですが、犬ほどあれこれ食べることは少ないです。でも誤食癖のある子は要注意ですね。特にビニール袋やヒモなど。
LiCaCo:シャンプーは必ず必要ですか?
水井院長:最近はシャンプーをしすぎたり、カットをしすぎて皮膚が傷んでしまうワンちゃんもいます。皮膚コンディションをよく見てシャンプーすることが大事ですね
LiCaCo:ペットのことがよく分かりました。ありがとうございました!

取材を終えて
 いつもウクレレと共に素敵な歌声を届けてくれるLiCaCoちゃん。リリーちゃんと姉妹のように仲がよく、ペット好きの一面が見られました!先生との質問タイムでは、熱心にリリーちゃんのことなどを聞く姿が印象的でした。 いつかカフェのテラス席で、ペットと一緒にLiCaCoちゃんの歌を聞きたいです!

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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