2021年05月30日 配信

この人に聞きました!


株式会社花のや店主 近藤葵さん

場内魚屋からの依頼を受け、コロナ禍で日替わり弁当がスタート!


日替わり弁当は540 円。予約は店頭または電話(047-423-2481)でのみ受け付け

 2019年9月から4代目近藤葵さん(23)が店主を務める「花のや」では、昨年5月から日替わり弁当を始めた。というのも、市場内の取り引きのある魚屋から、「ゴールデンウィーク中ワンコインで弁当が作れないか?」との声がかかったのだという。当初は1週間のつもりで始めたというが多くの反響があり、今に至っている。

 近藤さんは「一人で営業しているので完全予約制です。配達はしていないので、皆さんまずは朝方に今日どんな弁当ができるのかを聞きに来てくれるんです。メニューを確認したら『また来るね』と後から注文に来てくれ、さらに昼にお弁当を受け取りに来てくれるんです」と感謝の気持ちを込めて話す。

 店ではその日の仕入れにより日替わり定食を提供しているが、その定食と連動して日替わり弁当も作り、素材がなくなり次第、定食も弁当もオーダーストップになる。魚屋からの注文が多いことから、弁当はヒレカツやメンチカツ、生姜焼きなど肉系が多い。仕入れ内容によるので要望を聞くことはできないが、その種類は多種多様、数えきれない。

 近藤さんは「基本は場内の方優先ですが、一般の方からの注文も受けますよ」と笑う。

 昨年末は作った料理を詰める作業にアルバイトを使い、1日60食作った日もあったという。「コロナ禍で不安も大きいです。でもお客さんに口コミで日替わり弁当のことを広げていただいています」と話す近藤さん。

 若き女将は前向きに一歩一歩、着実に店を切り盛りしている。

アップできるときにだけアップする「花のや」のインスタグラム https://www.instagram.com/hananoya_funabashi/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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