2021年03月03日 配信

子育て情報局
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幼少期から「海藻」を食体験を積み、免疫アップ!

 コロナ禍のなか、改めて「腸」が注目されています。腸には免疫細胞の60〜70%が集中しています。腸活というと、すぐにヨーグルトで乳酸菌を、となります。しかし腸内では、細菌同士の熾烈な勢力争いがくり広げられています。外部から菌を取り入れても、なかなか居つくことはないといいます。それよりも、今現在の自分の腸内にいる菌(善玉菌)に「エサ」を与え増やすことです。それが「食物繊維」です。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。前者の水溶性が善玉菌の大好物です。水溶性食物繊維の代表格といえば「海藻」です。日本人とアイスランド人だけに、海藻から栄養を取ることのできる菌がいるというニュースがありました。私たちの先祖は、大昔から海藻を食べていたのです。しかし日本人は海藻を食べなくなりました。それではせっかくのアドバンテージをみすみす失うようなもの。もったいない!そこで私たちの園では、幼少期から食体験を積んでもらおうと、毎日のように給食のメニューに海藻を加えています。海藻メーカー大手のカネリョウさんの協力のもと、わかめ、ひじき、めかぶ、もずく、あおさなど活用しています。サラダやスープはもちろん、最近は「めかぶごはん」。そのものをズバリ、ごはんにかけます。子どもによって反応はさまざま。「おかわり!」と納豆ごはんのようにモリモリ食べる子もいれば、「見た目が…」と拒否する子も。体験の差です。モリモリ食べる子どもたちは「だって家でも食べてるもん」。見慣れない食材でも目にする機会が増すと「ちょっと食べてみようかな」となります。やはり幼少期の食体験は重要ですね。

\今月のナビゲーター!/
夏見台幼稚園・保育園
園主 鳥居徹也さん
【連絡先】
船橋市夏見台2-16-1
TEL 047-429-7231

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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