2020年12月29日 配信

旬の食材にこだわり 伝説の和食店を目指す

 
刺し身3点盛り(1,080円)、さばの味噌煮(480円)、おつまみ3種(580円)、いずれも税別。「おひたしひとつでもこだわっています。おかげさまで、葉物が食べられなかった子が『これならおいしい』と食べるんですよ、とお客さんに言われましたね」と渡邉さん

 新京成線前原駅から徒歩3分の場所に、キリンのイラストが描かれた丸い看板が目印の「きりん食堂」がある。2015年1月にオープンした、夫婦で営む和食の店。最近はテイクアウトメニューも始めた。

 店主の渡邉雅昭さんは、前原西出身の生粋の地元っ子。料理人を目指した経歴は異色とも言え、大学は芸術学部を卒業している。大学生当時、テレビ番組「料理の鉄人」が人気だった。その影響で自己流で料理をしているうちに料理の魅力にはまり、大学卒業後は料理の専門学校に入り、調理師免許を手にした。

 さらに渡邉さんは、小説家を目指していたといい、料理人の道を歩みながら小説も書き続け、「第20回船橋市文学賞」の小説部門で文学賞を受賞している。

 船橋市場の「川市」の魚をメインに使い、旬の食材にこだわる。「川市さんあってのきりんです」と渡邉さん。酒の種類も多く「、酒のはしもと」(船橋市習志野台)から仕入れている。

 店名の「きりん」は、「麒麟」から。「バラエティに富んだメニューを考案し、伝説の麒麟のような、レベルの高い和食店を目指します」と、ていねいな接客と満足いく料理を追求していくという。


上)店内にはお客さんが持ってきてくれるという「きりん」のオブジェが
下)大家さんが営んでいた「栄寿司」の店を居抜きで使い、その名残りが各所に残る


店主・渡邉雅昭さん、美奈子さん


住/船橋市前原東5-13-2
TEL/047-409-3629
営/昼11:30~14:00 (L.O.13:30)、夜17:30~22:00(L.O.21:30)
休/水曜
P/1台 (近隣にコインPあり)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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