2020年11月07日 配信

この人に聞きました!

 
イイガヤ 市場店 店長 滝口 徹さん

市場内で唯一の酒類を販売する店舗

 船橋市場の中には青果を扱う青果棟、水産物を扱う水産棟のほか、仕入れに来た飲食店主などがそのまま営業に関連する商品を仕入れられる「関連棟」がある。

 その関連棟の中で、唯一、酒類販売をしているのが今年で市場に店を構えてから約10年となる「イイガヤ市場店」だ。

 店内にはビール、日本酒、焼酎など多種多様な酒類が並ぶ。

 店長の滝口さんは「現在は多種多品目の時代で、いろいろな商品が所狭しと陳列している店がたくさんあります。そんな中で、当店は限られたスペースの中で長く愛飲されている商品を選んで販売しています。」と話し、「『会津ほまれ』で知られる福島県の蔵元・ほまれ酒造の契約店でもあるんですよ。ほまれ酒造のお酒なら、お任せください」と胸を張る。

 酒のほか、一角には業務用の一袋25キロといった塩も販売し、塩の種類も豊富にそろっている。

 また酢も何種類か販売し、中には鎌ケ谷市にある老舗「私市(きさいち)醸造」の酢も並ぶ。

 同店に買い物に来る人はさまざまで、飲食店を営む人が買い付けに来る人もいれば、個人が自宅用に買いに来るリピーターも多いという。

 「市場での買い物の魅力は、商品について気軽に質問していただけたり、会話を通して楽しくお買い物していただける点だと思います。大型量販店にはない、古き良き商店の姿を楽しんでいただけることをみなさんに知ってもらいたい」と滝口さん。


千葉の酒のほか、昔からファンが多い酒がラインナップされている。鎌ケ谷市内にある老舗「私市(きさいち)醸造」の酢も、ここで購入できる

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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