この人に聞きました!
すし処ひしの木 店主 菱木 光博さん
市場内唯一の寿司店が店主交代で静かにリニューアル
昨年6月、船橋市場で10周年を迎えたのが、市場内唯一の寿司店「ひしの木」。オープン当初から今年初めまでは箱田英二さんが店主として腕を振い、妻・一江さんが店を手伝っていたが、今年4月から一江さんの弟であり、開業当初から一緒に経営していた菱木光博さん(62)が店主として寿司を握る。
菱木さんは千葉県出身。18歳から寿司店で、22歳から和食店で修行した。30歳で独立後、新京成線薬園台駅近くで「ひしの木」の経営を始め、1996(平成8)年に習志野台にも「ひしの木」をオープン。駅近でも、表通りでもない場所ながら、確かな料理の腕と、工夫を凝らしたサービスで、女性客を中心に固定客が多くついた。
新しい場所で営業を始めた菱木さん。市場については「船橋市場で全ての食材が手に入るのは、市場内にいるメリットです。その日の分しか仕入れないので、いつも新鮮な食材が使えます。また、市場には、市場ならではの専門性の高い商品が多いので、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです」と話す。
店主が菱木さんに変わったことで、メニューはセット内容などがリニューアルしている。
市場の中で手相もみてもらえる
そんな菱木さんだが、実は料理人として以外にも特技を持つ。それは、手相占い。占いは閉店後の15時から完全予約制(1人30分1500円)で受け付ける。占いを越えて、悩み相談や人生相談になることもしばしばあるのだとか。
魚はもちろん、米や海苔、野菜、酒など全ての材料を船橋市場で仕入れている。「船橋市場丼」(1500円)には新鮮なネタがたくさんのる
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