4年生だけで活動するサッカーチーム
船橋ルークスFC
今年に入って新しくサッカーチームが立ち上がった。「まずは4年生だけを育てていく」と、さまざまな学校から集まった4年生をパパたちが熱く指導する。
「サッカーが大好き」「もっとうまくなりたい!」とサッカーに対して高いモチベーションを持った子たちが集まっている。後ろの4人が指導にあたるパパたち。左から2番目が小野江さん
今年の1月から活動を開始した船橋ルークスFC。小学生向けのサッカークラブながら、現在、在籍しているのは4年生だけという珍しいチームだ。
現在クラブ員は11人。練習場所には高根小学校グラウンドを使用しているが、クラブ員の中に高根小の児童は一人もいないのだという。
「活動場所を探していた際、貸してもらえたのが、この場所でした。メンバーは、市場小、峰台小など、市内各所から集まっています」と代表の小野江さんは話す。
現在、4年生しか在籍していないなどの理由はクラブ立ち上げの経緯にある。
クラブを作ったのは、メンバーのうち5人の子どもとその親が「この子たちが一緒にサッカーを続けられる場所を作りたい」と動いたことがきっかけ。5人は以前、別のサッカークラブで一緒にプレーしていたが、クラブを離れることとなった。しかし「サッカーを続けたい」という子どもたちの気持ちと、「できることなら5人とも同じチームで続けさせてあげたい」という親の気持ちから「それなら父親がコーチとなってチームを作ろう」と立ち上げた。
指導では個々のスキルアップや、チームとしての力を伸ばすことにも力を注いでいるが、「でもやっぱり基本は『サッカーを楽しむこと』が大切」と小野江さん。「まずはこの子たちがどこまでいけるか、私たちにとっても挑戦です」と目を輝かせる。
炎天下の中、少しずつ休憩を取りながら3時間練習した子どもたち。先日の試合では、優勝を勝ち取ったという
休憩タイムでは、子どもらしい一面を見せるメンバーら
食育インストラクタターであるママが講師となって、食についての子どもとママ向け勉強会も独自に行っている
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