2020年09月03日 配信

この人に聞きました!
  
米のコイシ 船橋市場店 店長 古川 ひで子 さん

一般客も、業者も誰でも立ち寄れるこだわりの米店

 市内に2店舗ある米の卸・小売り店。高瀬町にある船橋卸売団地内に本社と店舗があり、船橋市場には約20年ほど前から店を構えている。屋号は「米のコイシ」だが、社名は小石産業株式会社となる。

 現在の代表取締役は小石太郎さん。大正7年に太郎さんの祖父が本家から独立した当時は肥料を扱う店だったというが、太郎さんの父・税(みつぎ)さんの代で米の卸売りを始め、現在に至る。

 店舗は船橋卸売団地の本社や船橋市場のほか、松戸南部市場にもある。各店ともにほぼ同じ品ぞろえだという。

 店頭には国内の各産地からのこだわりの白米、玄米を取り揃え、千葉県産の米だけでも常時7種類は置いている。その場で精米してもらうことも可能で、好みの分付き精米にも応じてもらえる。

 「味の好みは人によって違いますが、自分が食べておいしいと思ったものをお薦めして、『あれ、本当においしかった!』とまた来ていただけるとうれしいですね」と、船橋市場店で11年以上店長を務める古川さんは微笑む。

 そんな古川さんは船橋市場の近くに長年住み、青果店を営む両親の元で育った。「市場のオープンな感じが、自分には合っているみたい」と話すが、こうも続ける。「最近、この関連棟はシャッターが下りたままの店が増えている。以前のように、開いている店舗が増え、一般の人や主婦がいつ買い物に来てもワクワクするような場所になったら、もっといいなとも思います」と船橋市場への思いを打ち明ける。

店頭には玄米、白米だけでなく、麦や雑穀米などのほか、減農薬や無農薬米の取り扱いもある。これからは新米が並ぶ季節となる

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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