2020年09月03日 配信

Withコロナの学校レポート

今号の学校レポートは、特集テーマに沿って、市内の学校で起きているコロナ禍での新しい取り組みの一部をご紹介します。

御滝中学校×行田中学校
「ZOOM」を使ったオンライン交流会

夏休みの初日となった8月3日、御滝中学校コンピュータ部と行田中学校科学技術部がオンライン交流会を行い、各部が活動のプレゼンテーションをしました。


電子黒板に画面が映し出され、御滝中コンピュータ部の部員約 30人が視聴。発表は今回は5人の部員が担当した

 御滝中学校コンピュータ部と行田中学校科学技術部は、互いに交流を深めて部活動の充実を図るため、ウェブ会議システム「ZООМ(ズーム)」を使ったオンライン交流会を初めて実施しました。

 両部は事前に「パワーポイント」などを使ってプレゼンテーション資料を用意し、「ZООМ」の画面共有機能を使いながら各校の担当者が発表。発表が終わると双方に質問タイムが設けられ質疑応答もありました。会を終え、生徒たちは口々に「楽しかった」と感想を話し、現在の御滝中コンピュータ部顧問で、昨年度まで行田中科学技術部顧問であった依田実先生からは「発表することを前提にすると、見せ方や伝え方、次は何を発表するかなど、今までとマインドが少し変わるのでは?」との問い掛けもありました。

御滝中コンピュータ部員の感想(一部)


「とてもいい経験になった。いつかは学校の外でも活動してみたい」と今回リーダーを務めた目崎涼(めざきりょう)さん(写真・後列中央)

行田中学校
進路保護者会や生徒総会をオンラインで

行田中学校では、7月3日には3年生とその保護者を対象にした進路保護者会を「ZOOM」を介して実施したほか、7月30日には生徒が主体となって生徒総会もオンラインで実施しました。


生徒会役員のみなさん。「このような環境の中でも、みなで全力を尽くし工夫しながら会を開くことができて、いい経験になりました」と会長の伊藤優那さん

 行田中学校では、7月30日に生徒総会をオンラインで実施しました。生徒会役員から全校生徒に前年度の活動報告や今年度の予算などを議題にあげ、承認の多数決を取り採決する生徒総会。今回、採決については、クラス内で賛成・反対に挙手された数を各クラスの学級委員がカウントし、「ZООМ」内のグループチャットで各クラスから報告を受け、いずれも賛成意見が過半数を超えて承認されました。 その前に実施された進路保護者会も「ZООМ」を使用。保護者は体育館で進路主任の話を聞き、3年生は各教室の電子黒板に映し出された体育館の様子を見ながら主任の話を聞きました。


生徒総会は生徒会役員が図書室で進行。手作りのグリーンバックで、配信中は発言者の背景に校章を映し出す工夫も


各クラスでの採決の様子

 ほかにも市内の各学校でそれぞれに、全校朝会や他学年との交流会などを「ZOOM」で実施している学校もあります。

 行田中学校では毎年10月に行う生徒会の役員選挙についても、コロナ禍であればオンラインでの実施を視野に入れているのだそうですよ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード