2020年09月03日 配信

アクション俳優、演出・指導
真青ハヤテ さん(39)

 
幼馴染らの協力を得て船橋市の景観重要建造物に登録されている大正7年に建築された和菓子屋「廣瀬直船堂」や、慶応元年創業の老舗割烹「稲荷屋」など船橋市内での映画撮影を予定。現在クラウドファンディングを募っている

船橋のご当地ヒーロー!?次の挑戦は、地元船橋での映画撮影

 船橋市出身・在住のアクション俳優であり映画監督でもある真青ハヤテさんは船橋小学校・中学校の卒業生。15歳で古流空手の門戸を叩き、パルクール競技者などを経て芸能界へ。俳優業と並行してパルクールの「空間を縦横無尽に使った」アクションや格闘シーンなど演出・指導もできる俳優というオリジナリティを武器に、第一線の映画などでもその存在感を高めてきた。

 古流空手の免許皆伝という腕前を持つハヤテさん。「日本の伝統文化を守っていかなければ」という思いを抱く。「古流空手は最小限の動きで相手を倒す武術。そのまま使ってしまうと華がない。魅せる部分もありつつ、格闘ファンも納得してくれるアクションに仕上げられるのは俳優と古流空手の両方をやってきた僕だけの技術」とハヤテさん。

 そんなハヤテさんは、今、新たな挑戦に立ち向かう。脳卒中者の団体や車椅子利用者などを役者やスタッフとして巻き込み、自主制作アクション映画「ファースト・ミッション」を地元船橋で撮影する。監督、コーディネーターなど第一線のアクション映画に関わる人もプライベートの時間を使って集結する。皆先が見えず、こうべを垂れている今だからこそ「アクションでみんなを元気にしたい」と、ハヤテさんは自らメガホンを取り、来年1月初旬に撮影予定。

上:新型コロナウイルス感染症の影響が少なくない映画業界。今だからこそ「アクションでみんなを元気にしたい」と、ハヤテさんは自らメガホンをとる
下:主演映画「カラテ・キル」でのワンシーン

プロフィール
1980年、北海道釧路生まれ。俳優&アクションパフォーマーとしての代表作は映画「カラテ・キル」主演、フィラデルフィア映画祭最優秀観客賞を受賞など。指導や演出なども多数手掛け、最新の「映画泥棒」においてパルクールコーディネートも手掛けている。
Twitter @HAYATE510MS HP https://www.hayate510ms.jp/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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