「家族でキャンプ」をプロデュース
「もっと気軽にできる結婚式を提案したい」という思いから生まれたアウトドアウエディングを提案する「スプリングネージュ」。代表の越前麻代さんは「結婚式は純粋にいいもの。機会を逃した人や金銭的にあきらめていた人、ちょっと違う式をしたい人に薦めたい」と話す。
越前さんは大学時代、映像製作やメディアなどを学び、卒業後は広告代理店やブライダル業界で経験を積み重ね、2010年に独立。当初は披露宴用の映像制作などをしていたが、会場側から「受付や司会、音響などすべてをお願いしたい」との話があり、結婚式のトータルプロデュースを行うように。今まで手がけた結婚式は100組以上にのぼる。
越前さん自身は2006年に結婚。結婚式に出席することも多くなり、プランについて考えるようになった。そんな折、千葉市昭和の森でキャンプをした際に「こういう場所で結婚式が挙げられれば素敵」と思ったのをきかっけに、2016年からアウトドアウエディングの企画を始めた。「野外はビジュアル的にいいですし、開放的なので、みなさんのリラックスした笑顔が最高」と越前さん。
スタッフには、映像クリエイター、ブライダルプランナー、レストランマネージャー、カメラマン、司会者が在籍する。会場は、昭和の森のほか、提携会場や都内でも要望があれば柔軟に対応する。「三番瀬やアンデルセン公園など、市内でも場所を開拓していきたい」と話す。料理はBBQやキッチンカーを利用し、それぞれにあったメニューを提案。雨が降った場合のプランも用意する。
「最近は、式を挙げない『ナシ婚』が全婚姻数の約4割といわれています。それでもいつか式を挙げたい人も多く、そういう方にアウトドアウエディングを知ってもらいたい」と越前さん。「式を挙げると離婚率が下がるという統計も。けじめとして、感謝を伝える場として、ぜひ結婚式をしてほしい」とも。
家族の絆を深めてほしいとの思いから「家族でキャンプ」の企画も始めた。キャンプは子どもの力を伸ばすだけでなく、親の力も鍛えられる。昨年11月に開催した第1回目のイベントには、親子約200人が参加した。「今後は母と子のキャンプなど、気軽に参加できる企画を提案していきたい」と越前さん。
代表者/越前麻代 スタッフ/12人 住所/船橋市海神町南1-737-1-408 電話/ 047-436-4490 |
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