西フランス・ブルターニュの郷土料理「ガレット」を
「ガレットランチセット」(1,300 円、平日のみ)は男性でも満足のボリューム
新京成線習志野駅から徒歩約10分、東図書館近くにあるガレットとクレープの店「カフェ ウフ。」。都内で約10年間営業したのち移転し、2014年に店主・伊藤さんの地元習志野に新たにオープン、9月に3周年を迎える。店舗面積は6坪で、店内にはテーブル席が7席、テラスには4席。
「結婚後、パンやケーキを作ることに目覚め、研究するようになったんです」と話す伊藤さんは東京都出身だが幼少の頃から船橋市に住む。初めは家族のために作っていたが、近所の人に教えるようになると評判になり、次第に購入したいという声が多くあがるように。そこでネットショップを立ち上げると全国から注文が入った。
転機が訪れたのは2000年。都内にある人気ガレット店の創業時、知り合いの誘いで働くことになり、ガレットの本場フランス・ブルターニュの職人から徹底して技術を学ぶ機会も得た。そこで勤務する中で仕入れから経営まで学び、その後独立する。
店名のウフ(Oeuf)は、フランス語で「卵」のこと。メニューの食材であり、つなぎとしても使われることから、「何かが生まれてくるワクワク感や、人と人とをつなげたいという思いから名付けた」と伊藤さん。
材料の卵は旭市、ハムは香取市、野菜は市内の有機無農薬のものといったように、「千産千消」を心がける。
メニューは、国産そば粉を100%使用したガレット(900円~)、スペシャルデザートクレープ(950円~)、定番クレープ(各種500円※テイクアウト可)などのほか、平日18時からは地元の旬の野菜がたっぷりの夜定食(1,300円)も。飲み物はシードルからワイン、ソフトドリンクまで約30種類そろえ、ケーキや惣菜などのテイクアウトやケータリングも行っている。
「地域の人が楽しくなってもらえることをしたい」という伊藤さん。店内でワークショップの開催や「子ども食堂」の活動なども積極的に行っている。
秋にはブルーチーズ、栗、クルミを使用した「季節のスペシャルガレット」(1,100円)も登場
子どもから年配の人まで訪れる年代層は幅広い
店内は元気をもらえるビタミンカラー
店主/伊藤 由佳さん
Café Oeuf.
住/船橋市習志野台 5-7-16
TEL/047-462-1360
営/9:30~21:00 (日・祝~18:00)
休/不定休
P/1台
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