2020年04月01日 配信


この人に聞きました!
湯浅食品 店長 湯浅幹之利さん

約150の商品が陳列全国の漬物が集結する漬物専門店

 「湯浅食品」は、船橋市場が現在地に移転する前から、親の代で始まった。2代目の兄が病死したため、湯浅幹之利さん(80)が3代目として後を継いだ。

 同店は漬物の専門店で、日本全国の漬物を仕入れている。市内や印西市の料理店、東京は小岩の高級料理店などと取り引きをしているとのこと。店内に入ると全国津々浦々から集まった梅干しの瓶が並ぶ。以前は300種もの漬物があったというが、今でもキュウリや白菜の漬物、たくあんやキムチなど150種はあるとのこと。もちろん一般客も購入は可能、長野の野沢菜なども人気があるという。

 湯浅さんは男3人兄弟の2番目で、弟に高瀬町にある「湯浅食品株式会社配送センター」を任せている。

 本社は宮本にあり、先代の社長の息子が代表取締役を務める。

 船橋市場に30年前は従業員も多かったが、今はその頃からパートとして働いている湯原恵子さんと市場は2人で切り盛りしている。「店主の穏やかな人柄で長く続けられているんです」と湯原さんはほほ笑む。

 その湯原さんに感謝の気持ちでいっぱいだという幹之利さんは、「船橋市場を昔のように、にぎやかにしていきたいよね」と穏やかに話した。


あたたかな笑顔で客を出迎える店長の湯浅幹之利さん(右)とパートの湯原恵子さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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