2019年07月15日 配信

この人に聞きました!


すし処ひしの木 店主 箱田英二さん

食材は市場内で調達女性客も入りやすい市場唯一の寿司専門店

 船橋市場に入り、6月で10年目を迎えた寿司店。店主の箱田英二さんは福岡県出身で、妻の一江さんとの出会いも、そして結婚も福岡だったという。

 高校卒業後はサラリーマンを6年ほど経験したが、福岡で2年ほど板前の修業をし、一江さんとの縁で船橋に拠点を移し、26歳から薬円台で15年ほど寿司店「はなぶさ」を経営していた。

 1995年、その近辺が地主の意向で立ち退きに合い、英二さんはしばらく別会社で板前として働いていた。その後、一江さんの弟が習志野台で和食の店「ひしの木」を経営していたことから、一緒に仕事をするようになったという。店名は弟の名字が「菱ひしき木」ということから。箱田さん夫妻が船橋市場で開業する話がまとまった際も、その名称を引き継いだ。

 魚はもちろん、米や海苔、野菜、酒などほとんどの材料を船橋市場で仕入れている。人気メニューの「穴子丼」の穴子は東京湾のものを使いふっくらと煮上げ、「海鮮丼」は12種類のネタが入っている。

 元々カフェだった場所を手直しして使用しているので、女性でも入りやすい雰囲気がある。「土曜は家族連れが、平日はサラリーマンやご夫婦連れのご来店が多いですね。一人で来られる女性も結構いらっしゃいますよ」と一江さん。

 船橋市場には、同店が入るまで何年も寿司店がなかった。市場唯一の寿司店として「今後もお客さんに満足して帰ってもらえる店を目指していきたい」と、英二さんは笑顔で話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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