2019年02月28日 配信

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船橋市食生活サポーター協議会 会長
髙橋 眞知子 氏

地域の健康課題の解決に向けて活動している
船橋市食生活サポーター協議会とはどのような組織なのかを、
会長の髙橋眞知子さんに伺った。

船橋市食生活サポーター協議会とは、どのような組織ですか?

 船橋市食生活サポーター協議会は、平成16年から千葉県食生活改善協議会に登録して活動しています。同団体は全国食生活改善推進員協議会に参加している51団体の一つでもあります。

 船橋市食生活サポーターは、自身の食生活改善を通した健康づくりを実践するとともに、家族や身近な地域の中に広めていく活動を行うボランティアで、市が指定している20時間の講習を受講した市民が、市長の委嘱を受け、現在48人が活動しています。

具体的な活動について教えてください

 主に生活習慣病予防のための減塩や野菜摂取の啓発活動を行っています。地域の健康課題の解決に向けて、船橋市内の保健センターや公民館などの食育講座、各種イベントに参加しています。「うす味習慣」の定着化にむけて、今年の1月に東武百貨店で行われた「ヘルシー船橋フェア」では、うす味啓発のための、適塩みそ汁の試飲体験や加工品の食塩含有量紹介、パンフレット配布を行いました。その他にも、「地区の健康相談」や「福祉まつり」「保健所食育展」に参加するなど、子育て世代から高齢者までの幅広い年代を対象に、減塩や野菜摂取の講習会を開催しています。

 さらに、毎年夏休みに市内保健センターで実施する「おやこクッキング」は好評で、食育の5つの力(食べ物を選ぶ力・食べ物の味がわかる力・料理をする力・命を感じる力・自分のからだを大切にする力)を育みます。

 また食生活サポーターは、より地域に根差した活動を行えるよう、4つの支部に分かれて活動しています。サポーターの知識の習得や技術の向上のため、定期的に調理実習などの研修会も行っています。

船橋市民の健康意識の現状と今年度の取り組みについて教えてください

 やはり、生活習慣病予防のために普段から食事の塩分濃度は気にしていただきたいのですが、千葉県全体でみると、船橋市は高いと思います。都市化が進んでいることや、共働きの家庭も増えているので外食を利用する方も多くなっているからではないでしょうか。

 これからは地域の小さなイベントにも参加して各世代に関わりを持ち、特に、次世代を担う小さなお子さんのいる主婦層、若い世代に啓発を行っていくことが大事だと思っています。

髙橋さんの船橋ゆかりの場所は?

 船橋は交通の便も良く、人情に厚く、住みやすい街だと思います。私は、本町にある、ふなばしセレクション認証店の「コンパーレ・コマーレ」さんによく伺います。船橋の地産地消として、ホンビノスや小松菜を使用したメニューが多く、大好きです。

▲「ヘルシー船橋フェア」での活動の様子

 

髙橋 眞知子 氏
(たかはしまちこ)
・埼玉県出身
・平成17年
  船橋市食生活サポーターへ登録
・平成20年4月
  船橋市食生活サポーター協議会 会長就任
・平成28年6月
  千葉県食生活改善協議会 会長就任

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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