2019年10月28日 配信
開院 40 年の節目に新院長就任
地域に根差し、地域に必要とされる病院に

 令和元年 9 月 1 日より青山病院の病院長に笹屋一人先生が就任した。

 同院は昭和 54 年 6 月に前院長の青山賀茂理事長が開院、19 床のクリニックとしてスタート。翌年には地域からの要望を叶えるため病院として生まれ変わり、地域に根差し、市民に慕われる病院として、今年 40 周年を迎えた。

 笹屋院長は昭和 63 年に東京慈恵会医科大学を卒業し、 2 年間の研修医生活を終え、慈恵医大第三病院外科学講座に入局。平成11 年 7 月から青山病院常勤医となり今年で20 年になる。大学入局時から消化器外科を専攻し、主に胃がん、大腸がんの手術、および内視鏡検査、治療を中心に診療を行ってきた。

 院長就任後も救急医療はもとより、専攻する消化器分野に力を注ぎ、そしてこれまでの青山病院の思いを引き継ぎ、さらに次の2 点を強化していくという。

①地域連携室と医療連携の一層の充実 

 地域医療の充実を図るために平成 30 年 10月、院内に「地域連携室」を立ち上げた。専門スタッフを置き、患者ひとりひとりに院内用連携シートを作成、最適な医療が施せるようにしている。

 さらに、専門的な治療が必要な患者に対し、近隣の船橋市立医療センターや、国立がん研究センター、がん研病院、東京慈恵会医科大学等と連携し、高度な専門的治療を施せる体制を整えていくという。

②職場環境を充実し、真心のある患者対応を 

 当院の理念は「全ての病める人々に良質で満足度の高い医療を行い、信頼のおける病院を目指す」こと。患者に対する真心のこもった対応をするためにも、職員に職場環境への不満があってはならない。そのためにも、院長は130人前後いる職員と時間をかけ話し合い、快適な職場環境に近づける努力をしていきたいという。

 同院の病床は 57 床。二次救急指定病院としての使命も果たし、近隣住民の信頼を得た親しみやすい病院を目指し、安心して診療を受けてもらえるよう力を入れていくとのこと。

  「今以上の信頼を得られるように、職員 一同努力していきます」と笹屋院長。

 
笹谷一人院長


内視鏡検査室

青山病院
住/船橋市市場4-21-8
☎/047-424-5511
診/受付 8:30~11:30、13:00~16:30 診療 9:00~、13:30~
休/日曜・祝日・年末年始 
診療科目/外科(一般外科、整形外科、消化 器外科、甲状腺外科、乳腺外科、 胸部外科、血管外科、肛門外科、 他)、 内科、 泌尿器科 、耳鼻咽喉 科、 胆のう胆石、リハビリテー ション

(写真・文/大西俊子)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード