2019年08月31日 配信

愛し愛される病院を目指して
予防医療、各種訪問医療サービスも充実

 船橋の名産にんじんをシンボルマークとし、健康的で親しみやすい病院を目指す船橋総合病院は「にんじん病院」の名で親しまれている。昭和56年の開設以来、「高度な医療で愛し愛される病院」を病院理念に掲げ、地域の総合病院として「救急専門医療とリハビリテーション、予防医療、訪問医療サービスまでのトータルケア」を提供し続けている。6年前に本町から北本町に移転し、診療科目、入院施設、透析施設などを充実させ、船橋市南西部地域の2次救急病院として活躍している。

 船橋市南西部地域では、入院設備を有する透析施設が少ないが、同院では入院・外来ともに受け入れている。透析室内31床すべてにテレビを設置し、リラックスして透析を行うことができる。管理栄養士による透析食の提供のほか、透析治療中に作業療法士によるリハビリテーションを行うことも可能。旅行などで船橋に来た場合の患者も受け入れる「旅行透析」も行っている。

 また、安心して自宅で生活できるように、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、介護支援専門員が自宅を訪問し、訪問看護、訪問薬剤指導、訪問リハビリテーション、栄養指導、ケアプラン作成や介護相談を提供。住み慣れた地域や家庭で安心して過ごせるよう、あらゆる面からサポートする体制を整えている。

 職員向けには、子育てをしながら安心して働ける環境をつくるために、敷地内に保育施設「にんじん保育室」を完備。産休・育休からの復帰を支援し、職員が長く勤めることができる環境を整えることで、質の高い医療サービスを提供するよう、力を入れている。

 市民向けには、健康教室を定期的に開催。最新の医療情報や健康な生活を送るうえで役立つ情報を提供し、専門医や専門家と直接話しをすることができる貴重な機会として、参加者からも好評だという。次回は9月26日に「糖尿病と食事療法」のテーマで開催予定。

 高度な医療を行う総合病院でありながらも、患者に寄り添い、患者を第一に考え、地域の支えとなる病院。「患者さんやご家族にとって一番親しみやすい病院でありたい。気軽に相談に来てもらい、共に悩み乗り越えていく。そんな病院、医療者であり続けたいです」と塚本哲也院長。


広々とした待合室

職員のための保育室

◆船橋総合病院
住所:船橋市北本町1-13-1
TEL:047-425-1151
診療時間:9:00~13:00、14:00~17:30
休診日:日曜・祝日・年末年始

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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