2019年10月04日 配信
今年からは新たにリハビリ施設も完備 
市内で唯一、CTとMRI検査ができるクリニック
   

 昨年4月に開院した同クリニックは、市内で唯一のCTとMRIを備えたクリニック。「患者さんがゆったり過ごせるように」と森をイメージし、内装だけでなく外装も茶や緑を基調とし、医療機関だと気が付かれないことが多いという。待合室や診察室、廊下などは車椅子やベビーカーでも来院しやすいようスペースを広く設けてあり、キッズスペースやおむつ替えスペースも完備。無料駐車場は20台分の用意がある。 

 同院の院長は、古和釡中学校出身の小西孝典さん。船橋市立医療センター、東京女子医大脳神経外科、沖縄セントラル病院勤務を経て地元に帰り、東京女子医科大学に勤務していた弟・良幸さんと一緒に開院した。

 「以前、患者さんから『精密検査予約を取るのに1日がかりで診察して、検査でまた丸一日、時間がかかりすぎて大変だ』という声を聞いたことを機に、身近に精密検査ができる医療機関を地元で開院したいと思っていました」と小西院長。

 同院の診療科目は、頭痛、めまい、しびれ、顔の痛み、物忘れなど身近な症状を診る脳神経外科、風邪や生活習慣病などを診る内科、放射線科、リハビリテーション科。

 検査機器は脳梗塞や脳腫瘍の診断に強いというMRI(3.0テスラ)、頭蓋骨内の出血疑いや頭部外傷の診断の際に使われるCT、動脈硬化の診断をする超音波診断装置(頸動脈エコー)を配備。MRIとCTの検査は、必要であれば即日撮影、診断も可能だ。船橋市が40歳以上の人に補助金を出し、受診を推奨している脳ドックも、市内唯一のクリニックでの指定施設になっている。また、船橋市が実施している特定健康診査やがん検診も行なっている。

リハビリテーション科も新たに

 今年の1月からリハビリテーション科を新たに配置し、開院当時から構想にあった、脳血管疾患や運動器の作業療法士による外来リハビリテーションも同クリニック内で行うことが可能に。また、リハビリ特化型のデイケアも開始し、継続的なリハビリの提供が可能になった。自動牽引機、ウォーターベッド型マッサージ器なども用意し「急性期から回復期と継続してリハビリを行いたいという人たちの受け皿となるクリニックにしていきたい」とも話している。

船橋夏見の杜クリニック

住所:船橋市夏見1-5-20
電話:047-409-5101
診療時間:9:00~12:00 、15:00~19:00(土曜13:00~16:00)
 ※受付は8:45開始。午前・午後の診療時間の30分前に受付終了
休診:日曜、祝日

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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