2020年02月28日 配信
ふなばし健康ポイントとは

 弊誌前号でシステムをメインに紹介した「ふなばし健康ポイント」は、2018年10月から始まった市民の健康づくりを応援する市の事業。その目的は、前号で紹介した「医療費の削減」と、これから説明する「健康寿命の延伸」にある。

 「健康寿命の延伸」のため、健康づくりに関心のある人はもちろん、無関心な人や運動習慣のない人にも、健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的としている。歩くことが習慣になるように、さらに楽しみながら継続できるように工夫している。

 参加することでポイントが付く、「健康フォーラム」や「ふなばし朝市」、医療講演会などの対象プログラムを充実している。ポイントでふなばしセレクション認証品などの景品の抽選に参加できる。

 参加者を増やすため、データ専用端末「あるこう!かざすくん」(以下「かざすくん」)を、市内の病院や店舗などの民間施設に設置してもらう「自主設置」も増やしたいという。

 市役所健康政策課の玉川さんは「地域で行われるさまざまな取り組みと連携することで、市全域で多くの市民の方に参加いただけるよう事業を推進し、健康づくりを応援したい」と話す。

「かざすくん」の設置場所

 現在、「かざすくん」の設置は市内21カ所(★自主設置施設8カ所)。今年度は市場カフェ、船橋整形外科クリニック、イオンモール船橋が設置している。

■南部地区=船橋市役所(1階)、インフォメーションセンター(セブンイレブン船橋駅南口店に併設)、船橋市観光協会(ららぽーとTOKYO-BAY内)★、板倉病院★、板倉サテライトクリニック★、市場カフェ(船橋市場内)★

■西部地区=保健福祉センター、西部保健センター、法典公民館、イオンモール船橋★

■中部地区=運動公園、高根台公民館、船橋夏見の杜クリニック★

■東部地区=津田沼パルコ、社会福祉会館、船橋アリーナ、習志野台整形外科内科★、船橋整形外科クリニック★

■北部地区=二和公民館、北部福祉会館、ふなばしメグスパ

MyFuna 実態調査!

どんな人が、どんな風に使ってる? 

農業従事者。専用端末の開発者である医師・宮川先生の習志野台整形外科内科に2週に1回程、通っている。「専用端末を持っていると、歩いて『かざすくん』に端末をかざすのがクセになっちゃうよね」と笑顔で話す。毎日1万歩以上歩いているという

  
三山在住・ 土橋博之さん(76)


イオンモール船橋のスタッフ「『ここに置いてもらえて便利になった』というお声もいただいています」

取材協力


船橋市役所健康福祉局健康・高齢部 健康政策課係長 玉川啓大(よしひろ)さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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