2018年07月18日 配信

日本で世界トップ水準の家をつくりたい!プレアホームの挑戦

船橋市役所近くに本社を構えるプレアクリエイト(代表=鈴木芳彦)が今秋、

宿泊体験型モデルハウスオープンをめどに、高気密・高断熱に特化した低燃費住宅事業に乗り出す

 同社が進める高気密・高断熱住宅は、ドイツの先進事例に基づき日本に適した建築施工方法をとって快適性と健康を重視したものになるという。 欧米では、住宅は所有するものではなく借りるのが一般的だという。ヨーロッパでは、築100年のアパートなども珍しくない、当然償却が終わっている物件なので家賃も安くなる。

 結果として、長期の住宅ローンを払って新築を建てる人は少なくなるのだという。 なぜ欧米の建築物は長持ちするのか、日本では新築住宅は30年もすると資産価値を失い、建て替えを検討するようになる。四季があり、特に夏場は湿気の多い「温暖湿潤気候」が原因とされている。神社仏閣などは数百年も持つが、これらの物件は「夏暑く、冬寒い」湿気はそのまま建物にこもることがないためにカビは発生しにくい。昔の日本家屋では塗り壁に土間での煮炊き、厠と五右衛門風呂の水回りは生活空間の外にあった。日本の気候に合った建物は長期間持つ。しかし、快適な生活とは縁遠くなる。

 湿気は、コンクリートさえも通過する。普通の家では、夏にクーラーで冷やされた壁に外から来た湿気と温度の高い空気が触れ、結露する。逆に冬場は暖房で温められ加湿器によって湿度が高まった室内の空気が、冷たい外気で冷やされたサッシや窓、壁などに触れて結露する。これによって壁の内側からカビが発生、このカビを食べるダニが発生し、さらにそのダニを補食するダニが発生する。「これらのダニの死骸や糞がホコリの原因になり、アレルギーやアトピーの原因になる」という。当然、カビが発生しづらい同社の進める低燃費住宅ではホコリの発生も圧倒的に少なくなるという。

 家中全ての場所の室温を、夏は26度、冬は22度、湿度は50~60%にすることで快適性が増す。適温と適度な換気量で、仕事の処理量が向上したり、勉強もはかどるというデータも。高性能住宅では、一般に過乾燥が問題になる。過乾燥になるとインフルエンザなどのウイルス発生率が高くなり健康を害する。これを避けるため、同社の事例では室内で生じる湿気を塗り壁や無垢材の床、壁の中の断熱材など、独自のノウハウで保湿する、つまり家自体が呼吸する環境を作るのだという。現在市内旭町に建築中のモデルハウスは、今年秋ごろに完成。高性能住宅を体験できる施設として宿泊体験なども実施する。完成すると、30坪の建物が6畳用のエアコンを一日に2時間程度稼働するだけで前述の室温をキープし、湿度50~60% を四季を通じて実現できるのだという。

 

 

 

 

 

▲朝日町の建築現場で構造見学会を実施するプレアクリエイト

 

 

 

 

 

▲無垢材を使う事で呼吸する家を実現

 

 

 

 

▲低燃費住宅の先進事例を紹介する講師の早田宏徳さん

「低燃費住宅船橋」プレアホーム
(プレアクリエイト株式会社)

【本社】船橋市南本町8-24
【モデルハウス】船橋市旭町3丁目(プレアホーム分譲地内)
[電話]0120-78-1311
[営業時間]9:00~19:00

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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