2016年12月22日 配信

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余熱利用の温浴施設なども同時オープン

船橋市の運営する北部清掃工場(船橋市大神保町1356)が2017年4月1日に新工場を稼働、隣接敷地内には「船橋市北部清掃工場余熱利用施設(愛称:ふなばしメグスパ)」をオープンさせる。

現工場の老朽化に伴い、2013年から建て替え工事が行われているが主要部分の工事はすでに終了、現在は試運転期間中だという。「環境にやさしい清掃工場の実現」を目指し、余熱を利用した施設を新たに建設する。余熱利用施設の愛称は「ふなばしメグスパ」。

同施設は、地上1階建て、延べ床面積は約625坪。建物内には温浴施設、健康浴施設のほかに軽運動室が併設されている。

温浴施設は男女別の大浴場があり、炭酸泉槽の露天風呂、サウナを完備。男女別の温浴施設の間に健康浴施設があり、全長メートルの歩行浴用プールが3レーンとジェットマッサージエリアを設置。使用料は大人500円、小中学生250円、65歳以上の高齢者が400円(すべて税込)で、温浴施設と健康浴施設の両方を使用できる。「ふなばしメグスパ」の稼動に必要な電力は、ごみ焼却により発生する熱(蒸気)を利用する。同じく清掃工場の電力も余熱を利用して発生した電力でまかない、余った電力は電力会社に売却する。船橋市ではこのような環境マネジメントシステムを運用、環境負荷の低減を目指しているという。2017年4月1日には北部清掃工場の竣工式典と余熱利用施設のオープン式典を開催予定している。

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