2019年02月05日 配信

 

 

 

 

 

この1月号が発刊されるのが、12月下旬なので、実際にみなさまにおかれましては、慌ただしい師走の大詰めと思われますが、1月号ですので、「明けましておめでとうございます。」から入らせて頂きます。
 このマイフナさんでのコラムですが、今月号にて43回目となり、4年弱続けさせて頂いております。最近では、様々なところで、「マイフナ読んでいますよ。」とお声かけ頂き非常にありがたい気持ちと恥ずかしい気持ちです。
 さて、12月号にて、医療相談員について記述させて頂きましたが、今回は船橋市市場4丁目にあります。青山病院へ取材をさせて頂きました。

青山病院内に地域連携室が創設
 青山病院は昭和54年に開院されて、入院ベッド数は19床と決して大きい病院から始まったわけではないとの事ですが、現在では57床の入院受け入れ態勢を整え、地域でも信頼の厚い病院となっています。
 そんな、青山病院が平成30年10月1日より、地域連携室を創設されたとの事で、今回は青山事務長・阿部看護師長・大桃相談員の3名からお話しを伺いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
宮﨑:まず、大桃さん。青山病院といえば、船橋でも地域に根差した病院と認識していますが、なぜ、この時期に地域連携室を立ち上げられたのですか。
 
大桃相談員:当院は、昭和54年に開院して、40年弱の歴史があります。この船橋も高齢化率が上がってきているので、当院でも、開院当初20代・30代であった患者様が60代・70代となっているのが現状です。そのような状況の中で、入院患者様に介護が必要になったり、介護保険の申請や退院後の生活の相談、介護施設への入居相談等も必要となる事が多くなった為、当院でも地域連携室を設ける事になりました。
 
宮﨑:それでは、阿部看護師長。看護師長としては、病院と地域を繋ぐ役割がある、地域連携室で青山病院ならではの特徴はありますか。
 
阿部看護師長:はい、当院は長くこの市場4丁目で地域の皆さま方と交流を持たせて頂いている実績があり、また大桃相談員も10年この当院にて勤めています。まず、顔の見える関係がすでに構築出来ている事と、私の前職は訪問看護ステーションでしたが、そこでは在宅生活を想定した退院調整ができていない現実も多々ありました。自宅で行える医療行為青山病院内に地域連携室が創設介護屋 宮﨑 代表取締役社長宮﨑 直樹の限界と自宅で生活したいという想いの患者様の願いを当院の地域連携室は少しでも叶えるために存在したいと考えております。
 
宮﨑:最後に青山事務長。どのような地域連携室を目指していらっしゃいますか。
 
青山事務長:当院の地域連携室が目指している事は、患者様や地域の方々に寄り添う部署であってほしいと願っています。時として医師や病院の考えと患者様の意思が相容れない事もあります。そのような時に、病院と患者様側の間に立って、双方の着地点を上手く見出して、それぞれの想いに向き合っていけるような、そんな地域連携室を目指しています。
 
【考察】実は、1時間30分以上にわたり今回、取材させて頂き、3名の方の想いが非常に伝わってきました。また事務長も昭和52年生まれで、私と同じ年です。私たちの年代はロストジェネレーション(失われた世代)と言われ、小学校6年の時にバブルがはじけ、大人たちのリストラ報道を見たり、就職時は超就職氷河期で、社会への関心が薄いと言われている世代ですが、事務長の熱い話しを聞いていますと、まだまだ、これから私たち世代も頑張っていくことで少しでも住み慣れた地域で生活をするための一助が出来ると改めて考えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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