2019年08月31日 配信

 

千葉県吹奏楽コンクールA部門 金賞 本選大会出場
第24回日本管楽合奏コンテスト 文部科学大臣賞

高根中学校吹奏楽部が、2018年11月に行われた「第24回日本管楽合奏コンテストA部門」で全国第1位に相当する「文部科学大臣賞」を受賞した。

部員数/1年生8人、2年生18人、3年生20人
顧問/尾木慎之介先生、松尾智子先生

賞にこだわらず
仲間を大切にする音楽を心がけて

 高根中学校吹奏楽部の顧問は、同校7年目で、2年前にも同じコンテストで文部科学大臣賞受賞を導いた尾木慎之介先生。尾木先生は「大会で賞をとることを意識したことはないです。音楽を通して仲間を大事にすることを学んでほしいという気持ちだけです」と話す。

 同部では練習前に、メトロノームにあわせて声をかけながら2人1組で柔軟体操を行う。楽器を演奏するには腰の安定感が大事であることから、尾木先生が取り入れるようになった。体操後はチューニングを念入りに行い、ようやく練習にとりかかる。8月の吹奏楽コンクールの千葉県大会では、惜しくも県代表に選ばれなかった。「全員で大泣きした」と振り返る当時の部長の大谷鈴歌さんと副部長の高山楓花さん。「この悔しい気持ちがあったからこそ、全員がひとつになって秋の大会に臨めました」と話す。

 大会前日には部員全員で寄せ書きをして、心を一つにした。結果発表の時は「なかなか名前が呼ばれず、もうダメかと思いました。最後の文部科学大臣賞で呼ばれたときは全員で大歓声をあげました」と大谷さん。

 「やるからにはしっかりやろうと常に声をかけています」と尾木先生。受賞した際のメンバーを「あたたかいチーム」と話した。

 

 

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